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ひとりH その2

2019年05月12日 21:33

ひとりH その2

「こういう話してると‥‥。
濡れちゃったでしょ?」

 図星です。濡れちゃったなんていうかわいいもんではありませんでした。

「う~ん、どうかなぁ?」
 努めて明るい声でそういいました。

「確かめてみなよ。」

「あ‥‥う、うん‥‥」

 先生の言葉は自分の言葉より もっと強い暗示でしかありません。
◇◆子はスカートに手を潜り込ませ、下着の上から濡れ具合を確かめました。

「ちょっと濡れてるみたい。」
 本当は酷く濡れていました。

エッチだね、◇◆子ちゃんって。
じゃあさ、今ここで◇◆子ちゃんの
ひとりエッチ、見せてくれる?」

「え~!? 今からですか?
恥ずかしいですよ~!」

 先生の言葉は意外でした。
でもそれは、◇◆子が望んでいたことだったのかも知れません。◇◆子の気持ちが、先生にそう言わせたのかも知れません。

 話をしただけですごく興奮していました。今ここで さわれたら、と思っていたことも確かです。でもひとりエッチしているところを見られるなんて恥ずかしい、そんな気持ちも◇◆子の中では快感に繋がっていきます。

 ◇◆子はゆっくりと、そしてはっきり頷きました。

 服の上から胸をそっとさわってみると布越しに乳首が勃っているのが分かります。
 服の中に手を潜りこませると、さっきより刺激がハッキリと伝わり思わずビクっとなりました。ちらっと先生を見ると、突き刺さるような視線がでドキドキします。

 乳首は完全に硬くなっちゃって自分がすごく淫乱のように思えて恥ずかしい。でも恥ずかしい気持ちの隅っこに、もっと見られたい、恥ずかしいのに感じてるんだ、っていう気持ちが◇◆子の中に確かにあるんです。

 乳首を指でコロコロと転がしているとうっとり気持ちよくなって、口が半開きになり目がトロンとしてきました。

 椅子に座ったまま、脚をMの字に開きます。先生の視線がそこにまとわりつくようです。
 左手は胸をさわりながら、右手をスカートの中に潜りこませていきました。自分でもビックリするくらい熱くなっています。
 パンティの上から指でなぞると布越しに濡れているのがハッキリ分かりました。さっきさわったときよりも確実にしっとりとして、ヌルヌルが溢れてきています。
(◇◆子のエッチな姿、先生に見られてる‥‥)

 そう思うとますます◇◆子のアソコは熱くなり、奥からヌルヌルとしたものが湧き出てくるようでした。
 パンティの隙間から指をそっと差し込んでみると、とろとろにアソコは濡れそぼっていました。
 ちょっとおさわりしただけで、ヌチュヌチュっと湿った音がハッキリ聞こえるほど濡れています。

 ◇◆子はいつもひとりエッチをする時はクリをさわります。なかなか感じることのできなかった◇◆子が一番感じるのがココでした。
 今もちょっとおさわりしただけで、◇◆子のクリがプックリと膨らんでしまいます。

 最初は焦らすようにクリの周りを強弱をつけてなぞります。そうすると物欲しそうに腰が前に突き出し、◇◆子のクリは剥き出しになってしまいます。

 パンティがめくれていて、きっと先生には丸見えでしょう。そんなことはおかまいなく◇◆子はおさわりに夢中になっていました。
(もっと見て‥‥)

 普段の◇◆子では考えられないようなセリフが頭の中をよぎりました。◇◆子はだらしなくよだれまで流しちゃっています。
 そう、上からも下からも‥‥。

 ◇◆子は最近、玩具を使うようになりました。彼に買ってもらった青いローターです。
 使うまではコワかったけど、使うようになってからはさらに充実したひとりエッチをしています。

 ◇◆子はベッドに放り出してあったバッグを探します。バッグは背中側にありました。先生にお尻を向けるようにしてローターを取り出すとスイッチを入れました。もう先生の顔はまともに見られません。
 ブ~ン、という低い音も今ではすっかりおなじみの音です。この音を聞くと◇◆子の下のお口はますます淫らなよだれを流します。まるでパブロフの犬です。

 そのまま四つんばいワンワンスタイルになって後ろからローターをクリにあてます。背中が仰け反り頭のてっぺんまで電流が走りました。◇◆子はお尻を高く上げローターの振動に合わせて腰を振ります。先生の視線を痛いくらい感じているのに、いったんついてしまった火照りを止めることができずに快楽を貪るように腰を振り続けます。

 ローターを持ち直し中指を◇◆子の中に差しこみました。中は灼けるように熱く◇◆子の指は溶けてしまいそうです。

 自分の指なのにまるで彼に後ろから突かれているような錯覚‥‥。
 中指を少しだけ曲げ円を描くように掻き混ぜ、母指でクリを捏ねる。
 頭を床に押しつけ、お尻だけが高く持ち上げられ、グチュグチュという淫らな音がよりいっそう大きく部屋に響きわたりました。
 その音を聞いて感じて、もっと感じようと激しく指を使う。そしてもっと淫らな音が◇◆子を支配します。快感の相乗効果はドンドン高まっていきました。
(あぁ‥‥イク!)

 激しく叫んだのか、心の中だけだったのか、それは◇◆子にはわかりません。カラダ中がトロトロに溶けてピンク色に染まり、花火が散るように弾けて◇◆子はてっぺんに昇りつめました。
(先生、見ていてくれましたか?)
 そんなことを思いながら、◇◆子の視界は真っ暗になりました。


 目覚めると真夜中でした。一時間ほど眠っていたようです。スカートで剥き出しの脚にはホテルバスローブがかけてありました。先生の優しさと温もりも一緒にそこにあるような気がします。

 ひとけは ありませんでした。あまりにもエッチな◇◆子に呆れて帰ってしまったの?
 見せてと言って、本当に見るだけで帰ってしまった先生。◇◆子は恥ずかしい姿を見せてしまって、この先今まで通り、先生とメールでお話しできるんでしょうか。

 バスルームに向かおうと気怠い体をどうにか持ち上げると、電話の隣のメモが目に入りました。


お疲れさま。
とても素敵だったよ。
今日感じたこと、
メールにしたためて送ってください。
待ってます。

晃司

おわり

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