仮面の告白　３

ＩＦ　もしかしたら・・あの時ああしていれば・・私はこのフレーズが嫌いです。この中には後悔と反省しか感じません。前回の仮面２でも書きましたが、母の死をきっかけに攻めの人生に転じました。ですが、私にもあの時・・のＩＦがあります。
ＮＹＣの同時多発テロを境にして約３年間付き合ったドイツ人の彼氏がいました。
彼は１０歳程上の人で既婚　ドイツの有名な観光地のホテルのオーナーでした。初めての出会いは１５年以上前なのですが、密接になったのはそれから時間が経過してからでした。
イギリスから戻り、旅行会社に籍をおきました。月２回は必ずヨーロッパを往復する日々が１０年以上続き、心身共に疲れていました。自分の将来も見えず、このまま年を重ねるのだろうか　と考え始めた頃です。
彼は観光業をしている人の中でも有名人　夜になるとホテルのバーは人で一杯！背は１８６センチで端正なマスク　ピアノを奏でて大酒のみです。
その時のバスの運転手が彼の友人で私を紹介したのです。口を利くのは初めてです。以前から彼は私の事を知っていて、一度話しをしたかったんだ・・と言われました。
以前アウトバーンの渋滞でお昼の予約がたどりついたら４時と言う事があり、私が必死になって関係各所に連絡している姿を見ていたのだそうです。これはランチは食べれないな・・と思ったからサンドウィツチを渡しただろう・・あ～そんな事があったなぁ～
あの時から私はあなたを見ていたんだよ　
低音の声とその優しさに参った瞬間でした。
女性の扱いに慣れている・・小さい時から身に付いた自然な振る舞いに私は夢中になりました。ＳＥＸは窒息しそうなキスから始まり、トロケそうな心地良さでした。ちょっと体型は崩れているけど、真っ白な肌　そして綺麗な青い目
彼のお気に入りは私の胸とクリです。まるでバラが咲いているみたいと表現した処には念入りなクンニです。
６９で燃えました。息子も立派でコーラのビンとは行かないまでも相当な物でした。ですが、白人独特というのかフニャチンでしたから、挿入には苦労しました。彼とは女性騎乗位が多かったように思います。
もしＩＦ　あそこで彼らの離婚がすんなりいっていれば、ドイツ人と結婚していたと思います。私と知り会った時はすでに離婚調停中でしたが、財産分与でもめていました。離婚が成立したのはそれから５年後の事！何回ドイツに行ったか判りません。私もあの時は本気でしたから・・でも待てなかったんです。ドイツの片田舎で一人でいる寂しさに負けた・・それだけのことです。
昨年、彼が日本に来ていると連絡がありました　が　会いませんでした。終った事を蒸し返したくなかったので・・
ＩＦ　もしも～だったら　私の大嫌いなフレーズです　があの時の私は絶対に逃げていなかったと思いたい！遠距離恋愛の難しさも味わった・・そんな恋でした