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少し成程話:この喜びをもう少しだけ
2016年06月08日 23:29
「読書のすすめ」清水店長と、「アジア支援機構代表理事」池間先生が対談した“凛とした日本人になれ”より♪
【清水】 先日、吉田松陰に関する本を読んでいたら、めちゃくちゃしびれるシーンがあったんです。
彼は最後、安政の大獄で処刑されたのですが、斬首されようとしたその瞬間「ちょっと待ってくれ」と言って止めたんだそうです。
処刑人がなぜかと聞くと、
「日本のために死ぬことができると思ったら、ものすごい喜びがあふれてきた、この喜びをもう少しだけ味わわせてくれ」と言ったそうです。
【池間】 それはすごい。
【清水】吉田松陰がいまもなお名を残しているのは、つまりはこの一点にあるのではないかと思うんです。
自分自身と「公」とが一体になった感覚とでも言いますか。
僕だったら、きっと「怖い」とか「悔しい」としか思わないですよ。
もっとたくさん本を読んで、吉田松陰の境地にまで近づいてみたいですね。
正直、まったく自信はありませんが(笑)
「凛とした日本人になれ」
池間哲郎著
清水克衛著
イースト・ブレスより
松陰さんが子どもの頃の話です。
おじの玉木文之進さんが学問を教えていると、蚊が松陰さんの体にとまり、松陰さんはその蚊を叩きました。
すると、玉木文之進さんは怒り、松陰さんを徹底的にせっかんしたのです。
「今、お前がやったことは自分の欲のために、公に奉じるための学問をないがしろにしたのだ」と・・・。
松陰さんは心からわびて、二度としないと誓います。
世のため人のため公のためだったら、かゆいという自分の感情も気にしない!
そんな教育を受けて育った松陰さんですから、言うこともやることも違うはずです。
こんな言葉をのこしています。
「公に背いて私に従うこと、
つまり国家、社会のためにどうすべきか、役立つかだけが私の生き方で、自分一身の欲のために生きるなど、
何度殺されてもできないことだ」
自分の欲のため、私利私欲のためになんか、何回殺されたってできはしない。
だからこそ、処刑される瞬間、喜びにあふれたのかもしれません。
吉田松陰さんの死に様が、生き様を物語っていますね。
このウラログへのコメント
一期一会!さん:舛添さん??
克己さん:松陰さん人気ありますよね。どこか今の人の心に残りやすいなにかがある人なんだろうな、やっぱり。
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