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婚外子の相続格差は違憲という判決が出ましたというニュースを見て。

2013年09月05日 17:12

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/681748/

私の感覚からすると
正妻の子だろうが
妾腹の子だろうが
子供は子供なのだから
相続割合は同等が理に適っていると思うのですが。

まぁ これも
誰かが決めた線引きで苦しむ人がいる
という
典型のような気がします。

正妻の子からすると
何で家族以外の子が相続できるのか理解できないでしょうし
妾腹の子からすると
当然の権利でしょ!ということになると思います。

お互いの当たり前が全然違うので
妥協点がないということになります。

感情が先走ると
落としどころがなくなり
平行線というのはよくある話だと思います。

これらの話を聞いて思うのは
相手の立場や気持ちを理解しようとしないで
自分の気持ちだけを優先したり
自分が考えていることは
他人も当然思っていると信じて疑わない人が多いということです。

まぁ
こういう考え方も悪くはないのですが
トラブルが多くなると思います。
トラブルが多くなるということを理解しながら
自分を押し通すのであれば良いのですが
何故かこういう人は全て周りのせいにします。
社会が悪い
運が悪い
親が悪い
相手がいじわる
相手の頭がおかしい
自分以外のありとあらゆるもののせいにすることが多いと思います。
経験から。

最近は
何を信じたり
基準にしたりすればよいか本当にわからなくなります。

この婚外子相続問題も
前例でそうなっているから」
という何となくの理由がずっと続いていて
現在の当事者達が
「それはおかしいのではないですか?」
ということで裁判になったと思うのです。

この度
最高裁で「違憲でした!!!」となったわけです。

全く違う裁判ですが
成年後見選挙権喪失違憲として争われた裁判判決
3月頃(多分)に出て「違憲でした!!!」ということになりました。

第一段階
行政のプロである人々が
偏った解釈をしてしまい
その解釈が正しいものとして独り歩きしてしまう。

第二段階
一度通ってしまったものは
前例」として踏襲
その後
全く検証されなくなる。

第三段階
大勢の人が正しいと思ってしまうと
少数の人が
「それは間違いだと思います!」
と言っても相手にされなくなる。

第四段階
平行線なので裁判ということになる。

このような判決がどんどん出てきているということは
今まで正しいと思って
何の検証や批判もされてこなかったものを
改めて疑ってみる時期に差し掛かったと言えるのではないでしょうか。

ここで注意が必要なのは
元々
間違っていたものもあるでしょうが
時代の変遷と共に
価値観が変わったため
時代遅れとなっているものもあるということです。
また
元々
間違っていたものも
何らかの事情があって
そのままの状態で現在に至ったものもある
ということ理解しておくことです。

世の中は常に正しいものが受け入れられるわけではありません。
(そもそも正しいというものが
何なのか誰も言えないのですが。。。)

いろいろな事情があって
何かができているわけです。
常に正しいものが受け入れられるのであれば
ナチス政権を握ることはなかったでしょう。
世の中は
何かのニーズがあって
何かが決まったり
生み出されたりすると思うのです。

婚外子相続格差
その時代の価値観とか
雰囲気とか
ニーズで決まったのだと思います。
それが
今の時代に合わなくなっただけなのかもしれません。

明治時代
平成時代では
日本人価値観なんて天と地の差があるでしょう。

同性愛許容度1位
同性婚が合法化されているオランダですら
つい最近(多分1980年代辺り)まで
同性愛者障害者扱いでした。

今の日本は
以前のように
何となく共通概念としてもっていたものが
崩壊してしまったということと
今まで抑圧されてきたマイノリティ
発言する力をもってきた
ということになるかもしれません。
(今までマイノリティだった人々が
マジョリティになってきたと言えるのかもしれません。)

表現は全く異なりますが
権威喪失が著しいと言えるのかもしれません。

いずれにせよ
自分以外の基準をあてにできた時代は
終わったと言えると思います。
違う言い方をすると
誰かのせいにして自分を守れた時代は終わったと思います。

多分
東日本大震災を境に。

これからは
自分で判断して
行動して
自分で責任を取る時代になってくると思います。
まぁ
今までが少し脇道に外れていて
これから正道に戻ると言えるのかもしれません。

困難な時代になると思いますが
それが逆に希望でもあると思うのです。

自分で書いていて支離滅裂ですね。

自分がわかって整理できればいいので。


ではまた。

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