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えっち日照り最悪の2年、激モテの2年

2013年04月19日 23:30

まだ東京時代のこと。僕はとある外国通信社に入社した。

「表のカノジョ」には振られるわ、「裏のカノジョ」は総合失調症の悪化で長期入院してしまって女性との接点が一番少ない時期だった。

でも、その会社の事務員は当時の純名里沙みたいな超かあいい系。その上、20代後半にもなりながら、かなり色黒で、毎日タータンチェックのミニスカートだなんてJK制服みたいなカッコして出勤しやがる。でも、それがやんちゃな仔猫な感じでよかった。すぐに萌えた。

でも、彼女はなんだか僕にはそっけない。こっちをちらちら見ているようだけど、こっちから話し掛けてもあまり話に乗ってこない。

うー、このコと仲良くなりたいな、カノジョになって欲しいな、と思っているうちに、今度は会社がそれまではいなかった受付嬢採用した。

こっちは僕のもうひとつの好物のおキツネ系。色白で、切れ長の目がきれいで長髪の似合う美人スポーツやってたのが分る体型なので、僕は君はスイマーなのかときいてみた。答えは、体操選手だったことがあるということだった。うごー!こんな美人体操選手I?レオタフェチの僕はただでさえ萌えカノジョにもっと萌えた。

すぐにそこそこ仲良くなったものの、どっかよそよそしい。

と、思っていたら、会社は僕の仕事の負担を減らそうと、もうひとりアシスタントアナリストを雇ってくれた。

僕よりちょっと年上なのに、当時まだ女子高生だった広末涼子をちょっとふっくらさせた感じのかあいいタイプ。先に入社したふたりを足して2で割った感じで、僕の萌えバランス完璧に取れてる上、カナダの名門大学まで出てやがる。彼女は僕と無駄話をする時は、無茶苦茶甘い笑顔で、甘ったるい声で話してきて、僕のハートを掴んだ。

その上、当時、普及したてのネットで入手した無茶苦茶やらしい無修正ヌード写真モデルにそっくり。その写真で毎晩抜きまくってた僕は、この人に体操着を着せてヤりたいと切に願った。

この人を次の表のカノジョにしてやると、決心した。

そんな矢先に、事務員が僕にお弁当を持ってき始めた。一緒にいちゃいちゃ食べた。それはそれで楽しいけど、広末似のスイートな才女を口説く機会がなくなっちゃうなと思い悩んだ。

そんな悩みを抱えているうちに、今度は受付嬢が頻繁に僕の席に来るようになった。

いつも、僕の席のパーティションに手をつき、お尻を僕に向けて、それで顔を僕の方に曲げるという、非常に不自然なポーズで話す。その上、毎日、毎日、超ミニスカートだ。何度かぱんつを拝ませてもらった。で、それが悪女の誘惑風じゃなくて、真っ赤な顔をして無理してやってるの。これには困った。仕事に師匠が出る。

今、考えればこれは、あからさまに動物的な求愛行動なんだけど、自分はブサイクでモテなんかしないと思ってたから、ただただ不可思議な行動だった。

広末似の才女は、いいねー、ぴーと君もてもてだねぇ、と冷やかしてくる。

彼女との距離はどんどん広がるばかりだ。

どうにかしてくれ、と思った。

そうしているうちに、広末才女は米系の有力企業に引き抜かれた。萌え彼女がいなくなった上、仕事の量が倍増した僕はすっかり落ち込んだ。パフォーマンスが落ちたせいで支社長にはいつもねちねち叱られ、仕事が一気に倍増したら、パフォーマンス落ちない方がおかしいと言い返して喧嘩になるわ…

そんな僕の状況にもおかまいなく、ブルセラ仔猫とジムナスト狐は、僕を巡って激しいバトルを繰り広げている。仔猫ちゃんは整理を手伝ってと僕を物置に連れ込んで、おぱーい見せてくれる。お狐さんは誰も周囲にいないのを確認すると、腰掛けたイスの手すりに片脚を乗せて脚を開いて、スカートでうまく大切なところを隠しながら「この中、みたいでしょ」なんてきいてくる。

萌え女の子ふたりがとっかえひっかえ僕を誘惑しまくるのだけど、ぜんぜんうれしくなかった。僕みたいなブサイクヲタ相手に何やってやがんだ、という気分だった。

ヤんなっちゃった。でも、不況時の東京で会社辞めて、また仕事探すのは大変だよ。ただでさえ、職を転々としてきた僕には…

マジで悩んだ。

そんな時、友達が香港で日本の通信社記者を探していると、教えてくれた。渡りに船と、僕は東京を去った。

僕にとって、その外国通信社の2年は、最高のモテ期だった。で、それは同時にえっちが全くない苦難の2年でもあった。

ところで、僕は実は、広末才女が辞めるちょっと前に、ネットで拾った激えっち写真モデル彼女自身であることを確信していた。脚の同じところにあざがあって、モデルと同じ指輪や靴を持っていたから。彼女は、中出しブルセラAVなんてエグエグなものに出ていたのだった。30近くなのに体操着着て…

それをネタに関係を迫るってことも考えはした。でも、そんなん恋じゃない。

そして、後で知ったのだが、仔猫ちゃんはその後すぐに弁護士さんと結婚したけど、お狐さんの方はマジで僕に惚れていたようで、それからずっと独身だった。

自分の鈍感さにあきれるばかりだ。

このウラログへのコメント

  • リャン 2013年04月20日 01:02

    例えかたがユニーク

  • ぴーとにゃんこ 2013年04月20日 14:01

    > リャンさん

    コメントありがとう。なんだか、最近要らんとこでくりえーちびちー爆発です。

    仕事での表現力は落ちてて、ちょっと困ってますけどね…

  • ぴーとにゃんこ 2013年04月20日 21:41

    > *ふじこ*さん

    いやぁ、これでも結構面食いだぜ。それにあの3人はかなりの美人だったし…
    そのうち2人はえっちぃ系だけどモデルしてたほどだもの。

    ふーじこちゅわーんは勿論、美女。これは間違いない

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