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ネットの印象的な話:親孝行してますか
2013年04月07日 21:57
この所、五十肩で整体マッサージにかかっています。
とても穏やかな先生で、何気ない会話を交わしながらの治療は心から癒されます。
さて、その先生のお母さんの話です。
お父さんが早くに亡くなったので、お母さんは女手一つで息子二人を育ててきました。
その苦労のせいか胃腸が弱く、歳をとって床に就くことが多くなってからはいつもだるいと言っていたそうです。
そこで先生は、診療後や診療時間の合間を縫ってお兄さん夫婦と暮らしているお母さんの所へ行き、毎日のようにマッサージしていたそうです。
いくつになっても母親というものは子供の心配をするものです。
マッサージが終わり車に乗って帰る姿を、お母さんは重い身体を這って窓の所へ行き、窓ガラスを開け手を振って[気をつけて]と見送りました。
[今日は風邪を引いているから寒い風に当たるといけないよ]と言っても窓を開けて見送ったといいます。
さて、病気も重くなり、入院をすることになりました。
先生は病院にお見舞いへ行くと共に、やはりマッサージを続けました。
段々と衰弱して行くのがわかりました。
そんなある日のことです。
ふとお母さんの目を見ると、何故かボーっとして力がありません。
[おふくろ、ちゃんと見えてるか]と聞くと、急に瞳を大きく見開いて[見えとるよ]と言いました。
でも、毎日、毎日、身体に触れながら状態を見ている先生には残された時間が少ないことがわかったそうです。
[今日はどこを揉もうか]と聞くと、その日に限って[今まで充分やってもらったから、もういいよ]と言われました。
先生はこう言いました。
[今まで、ありがとうな]
照れくさくて、そんなことは口にしたことがありませんでした。
すると、お母さんも[ありがとうね。マッサージしてもらって幸せだったよ]
そして、一緒に来ていた先生の息子さんにこう言ったそうです。
[お前も親孝行しなさいよ]
これに[うん、わかったよ]と答えてくれたそうです。
翌日、お母さんは眠るように亡くなられました。
先生は言います。[親孝行ができてよかった。この仕事をしていたおかげです。オフクロは勿論、人から喜んでもらえる仕事に就けたことは何よりの幸せでした。]
更に[オフクロは、亡くなる直前に、親孝行のことを息子に話をしてくれた。これもありがたいことでした]
言い古された言葉ですが[孝行をしたい時には親はなし]
両親を亡くしている私には、心に痛い言葉です。
…親孝行、できるなら、ささやかなことでも、するなら今のうちに
このウラログへのコメント
これが判る年になってしまった。
さて、自分はどうだったかな。。。。。
ゆうき2さん:私はまだ途中な感じでまだまだです
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