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米大学で「性行為の実演」
2011年03月08日 16:36
米イリノイ州にある名門ノースウエスタン大学で「人間の性」についての講義の中で、“性行為”の実演が行われ、大騒動になっていることが7日、分かった。当初は授業を“黙認”していた大学側も騒動が大きくなり始めると一転して徹底調査することを表明。講義への参加は任意だったが、参加学生からは「一生忘れられない講義になった」の声も。(サンケイスポーツ)
全米大学ランキングで12位という名門校を舞台にした前代未聞の“SEX講義”は、先月21日に実施された。
ジョン・マイケル・ベイリー教授(心理学)による「ヒューマン・セクシュアリティー(人間の性)」の講義で、この日はボンデージ(拘束)や夫婦交換、性的嗜好についてがテーマだった。
ゲスト講師も参加した通常講義の終了後、特別講義が行われた。教授は事前に「あからさまで生々しいものになる」などと警告、聴講している学生約570人のうち約100人と授業参観していた学生の母親らしき女性1人が講堂にとどまった。
学生らが注視する中、ゲスト講師の知人という男女カップルが登場。女性は素っ裸で男性が「刃の替わりに男根がついている電動のこぎりのような道具」、つまり“電動こけし”を使い、女性を責め始めたのだ。
受講学生の1人、ジャスティン・スミスさん(21)は「実演が始まると『なんてこった』というように口に手を当てている学生が多かった。講堂はしんと静まりかえっていた」と証言する。
実演した女性、フェイスさん(25)は自分が持っている「大人のオモチャ」について話をするだけの予定だったが、「つまらない医学ビデオ」を学生がみせられていることから、文字通り一肌脱いだという。
あり得ない“特別授業”だが、このカップルには“性癖”があった。「学生の1人が何フェチか質問したので、『人前で注目を浴びて利用されること』と答えたの」とフェイスさん。どうやら「露出プレイ」好きカップルだったようだ。
関係者によると、学生らは実に興味津々の様子で受講していたといい、校内新聞が報じた後も学校側は「教官が知識を向上させようとする努力を支援する」と好意的な見解を示した。
ところが、卒業生から大学に抗議が寄せられると、モートン・シャピロ学長は3日、「(特別講義は)非常に誤った判断だ」と声明を発表、徹底的に調査するとした。
とはいえ「今後の人生で経済学の講義を覚えている自信はないが、これは一生忘れられない」とジャスティンさんが話すように、特別講義は大“性交”だったようだ。
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