第2段階

平日デート。
お互い日曜出勤があるから
たまーーーーに平日のおやすみが合う

おやすみを教えてもらって
デートの約束をした


「明日どうしますか？」
って倉庫で話をしようとしたら
ちょうど課長が入ってきて
ニヤリと笑って彼は逃げていった


無視か？
明日はやっばり無理なのかな…？


ざわざわしながら心ここにあらずの状態で仕事をかたづけ帰路につく
携帯を開いたら「明日ちょっとだけ会社に行かないといけない」ってメールを残してかれは帰ってた

いつもより一時間半遅く待ち合わせを指定されたから
会える時間も一時間半短くなる

ちょっと悲しく思って
「セックスはしたいけどそんなに長い間あたしと居たい訳じゃないのかな…」って
変な風に探っちゃった



朝、いつも通りに目が覚めて
まだ寝ててもいいんだって思ったんだけど
何となく2度寝も出来ずにウダウダした

「返信は朝9時にお願いします」って昨日のメールに書いてあったから
なんか返信しようかと思うけど
「うん」って今更入れるのも変だし…
「/(・。・) 了解!」って言うのも今更だし…
「待ってます」っていうのも急かしちゃうし…

もういいや
って携帯をポイしてテレビを付けた



9時半前に
「仕事終わった」ってメールをもらって
出る支度をする

お弁当つくってたから
その返信も忘れてて
彼が打診してくれた「今日の予定」になんの返答もしてなかった
ら、
電話かかってきた(笑



仕事はやく終わらすために
朝5時起きしたらしい
6時のバスに乗ったらしい



えっと…
…あたしの
ためですか…？(喜


イラッとしてたの吹き飛びました(単純







まったり
一日をラブホで過ごした

一緒にお風呂に入って
セックスして
お弁当食べて
二人でうたた寝した




うとうとしてて
あたしの腕を掴んでくれてた彼の両手から
自分の腕をごくごく自然に外してしまった
はじめて。

たまに
腕をとってくれるんだけど
ピキッと固まって動けないのよね
いつも

腕を絡めてもらう嬉しさと
緊張と
で。

大概飽きた彼が寝返りを打ってそっぽ向いてしまうまで
あたしは動けないんだけど

けど。



外してしまった



外した途端
「あっ」て思った





どうした…
あたし…



平気になってきた？




第2期だなぁ…

彼を送っていって帰りながら思う



好きで好きで好きで好きで好きで
大好きで

神様なの
あたしにとって彼は

なんをしても許せるし
なんでも受け入れたいと思ってる


でも。
その気持ちに変わりはないけどあたしの中でなにかが変わってきてる


慣れてきた…？




やっと初段階が終わったって感じ
新しい段階に
踏み込もうとしてるんだと思います



そこに
何があるのかはまだ解らないけど

たのしいといいなあ…