デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

以心伝心

2009年12月10日 05:57

タイトルに書いたこの言葉。
普段から聞きなれた言葉ですよね。

ただし事実として
このような「以心伝心」できる友は
なかなか居ないものです。

残念ながら私は数えるほどしかいません。

あなたはどうでしょうか?

原因は色々あると思いますが、
友というものは
本当に限定された存在なのではないかと
思うのです。

分かり合うってことは
許しあうって事

いきものがかり
「なくもんか」に出てくる
ワンフレーズ

言いえて妙、ですね。

あなたには例えどんなに傷つけられても
助けてあげたい人間はいますか?
この人なら多分、許してもらえる、って
人いますか

多分その人はあなたの親友です。

もしもその人が恋人夫婦、親子ならば
すばらしい!

今後もその関係を長続きさせるよう、
歩んでいただけると幸いです。

そういう関係の人がたくさんいる世界。
それを平和な世界というのでしょうね。



それにしても「こころ」とは何なのか?

かの漱石先生は
小説こころ」を描きましたが、
それは奇麗なものではなく、
Kを死に追いやり、
かつ先生自身も自殺するほどの
むごたらしい人間の内部を
さらけ出したものでした。

そしてその本質
今でも変わりません。

多分、彼らの不幸は
純粋に相手に想いを伝えられなかった事
だけではないのです。

苦しい立場の
自分自身を理解してもらえなかった…

それがための不幸

私はそう考えています。

人が安心できるのは
自分の気持ちが相手にうまく
伝わった時。

心には色も形も匂いもありません。

人はいつも相手に自分を認知して
もらいたがります。

心が伝わるというのは
ひょっとすると自分の存在を
認めてもらった、という
状態の事を指すのかもしれません。

自分の気持ちを分かってもらえた!!

それだけの事なのにどうしてこんなに
不安になったり、うれしくなったり
するのでしょう。

人間の心には自分すら気づかない闇が
たくさん潜んでおり、
時としてそれが表面に出てきて
感情を爆発させます。

それが怖くて人間は
様々な手段でその闇を封じ込めようとして
きました。

自らの内なる衝動を他人ではなく
キャンパスなどに描いたのが芸術

欲望だらけの人間の攻防を
描き、自省を促すのが歴史。

具体的に感情を表現するのが
文学

などなど…

教育はその先人達の失敗談、成功談を
私達に教えるためのノウハウなのです。

教育とは自分の感情を伝える手段を
教える場所。

前回のログあたりで書いた言葉ですね。



でも一番大切なこと
伝えたい!という気持。


以心伝心」とは…

こころを以ってこころを伝える…。

自分の偽りのないこころからの言葉を
言い続ける事で
相手に自分の気持ちが伝わるという事。

それを繰り返す事で
相手に行動を理解してもらえる。


ローマは一日にしてならず、という事
でしょうか?


もう少し理解されるよう努力する事にします。






では、また。

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

将太朗

  • メールを送信する

将太朗さんの最近のウラログ

<2009年12月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31