数字の魔力

あなたの思った数字、言い当てましょう！

…とあるマジシャンが手品でよく言う台詞です。

種明かしがあるにせよ、自分の好きな数字を思い浮かべるのは
けっこう楽しいもの。

あなたはどんな数字が好きでしょうか。

１？３？まさか４とか９とか…

今日は数字の好き嫌いを一緒に考えてみましょう。




数字には魔力があるといわれます。

例えば

４。日本人はあんまり好きではないこの数字。
発音が「死」とかぶるので好まれないですよね。

９も同じ「苦」るしむという意味で捉えられて
しまうので、あんまり好きな人はいません。

同様に４９もそう。

一方好きな数字もあります。
７。はラッキー７という意味で日本人は珍重します。

８も末広がり、という意味でそれなりに好きな人が
います。

ウラログ好きな人は６９も好きですよねw
エロイ話に関連するので、表では嫌われちゃうかな？

さてこの数字の好悪。
万国共有なのでしょうか？

実は違います。

数字という存在。実は言葉の一種なのです。
数式では言い現すことが出来ない魔力を秘めているのです。

１０７３２０５０８（人並みにおごれや）

１１７１１７（いいないいな）

０１０３（おとうさん）

などなど、言霊が発生してしまうんですね。
しかも悪い事に呪いの場面で使ったりするから
性質が悪い。

日本語ではこのような事を語呂あわせ、といいます。

世界でもそのような事があるようで、

３９という数字はアフガニスタンでは嫌われるそうです。
つい最近の事らしいですが、とりあえず
理由は後から。

６６６はオーメンで有名な呪いの言葉ですが、
これはキリスト教が関連してます。

同様に13日の金曜日。
これも有名な話で、12人の使徒ではない13番目のユダと
安息日が重なって不幸の数字にさせられてしまいました。

なお安息日はキリストの宗派でも違っているので
イタリアの一部の地域では１７が嫌われる数字です。

少し脱線しますが
スウェーデンではナンバープレートを英字3文字プラス
数字3文字で表すそうです。

そうすると好かれる数字や文字が出て来るそうで、

ONT(痛い）
TOA（トイレ）
DUＭ（愚か）

などは嫌われるそうです。

一方お隣の中国。

こちらは基本的に偶数が喜ばれるそうですが、
やはり日本と同じで発音によって
好き嫌いが出てくるようですね。

例えば

４（死）、５（無）、７（怒）は嫌われ、

９（悠久）、８（蓄財）、３(財）は喜ばれるそうです。


このようにして数字っていうのは
言葉と密接に繋がっているのです。

なお、これを利用して悪巧みを考えるのもやっぱり
いる訳で。

アフガニスタンで39が嫌われるようになった、と
言いましたが、それはつい最近の事なんです。

理由がばかげています。

それは最近アフガンの自動車ナンバーが
３９になったから、との事。

３９という数字を不吉なものにしてしまえば
ナンバープレートを変更したがる輩が増え、
その分警察の増収になるからなのだそうです。

日本でも電話番号やナンバープレートにこだわりを
見せる人は何百万というお金を支払って
その数字を集めるわけで。

せこい、といえばそれまでですが、
人のこだわりは意外なところで保守的なもの。

私もちょっとだけ気にする事もありますしね。



さてあなたの好きな数字は何ですか？


しがらみもなく、考えてみるのも一興だと思いますよ。

なお自分の好きな数字は１００です。



１００点満点、という事で。




では、また。