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私はおもちゃじゃない

2009年07月25日 09:57

愛する幸せ

愛される幸せ

どちらが幸せなのかな?

私の主人はかなり頑固者です

考え方も古いし

でも結婚する前は一途に私を見ていてくれました

友人や同僚からも羨ましく思われた結婚式です

これがきっと幸せなのだろうな

子供も生まれ念願のマイホームも手に入れ

傍目には凄く平均的な家庭です




私に彼女は話してくれました

しかし表情は幸せそうに見えません

人には言えない胸に閉まってある部分が多いのでしょう

私の胸の中で突然涙を流したのは

きっと仕舞いきれないほど溢れてしまったのでしょう




旦那さんの仕事は交代勤務です

子供の成長と伴に少しずつ二人の生活時間がずれてきた

二人並んで寝室と言うのも距離が出始めました

いつだったか部屋の掃除をしている時

旦那さんの荷物の中にAVビデオや雑誌が目にとまりました

私の居ない時間に見ているのかなと寂しくなりました

でも私には稀にしか求めてこなくなり

それもお酒の入ったときや自分の欲求だけ済ませて

あっという間に終わるような雰囲気です

私はただ体を弄ばれているだけかなと感じます



旦那さんの友人達と年に何回か家族で集まることもあります

旅行だったり、飲み会だったり

ある時私の心境に変化が出ました



飲み会の時です

旦那さんの友人の奥さん同級生との事です

大して飲んでいないのにその友人の奥さんと凄く仲が良い

手を握り合ったり肩を寄せたり

私には経験のない接し方でした

友人の奥さんを呼ぶにも○○ちゃん、○○ちゃん



私の気持ちの変化はそれからです

恥ずかしいけど

旦那さんとのセックスで心から満足したことはありません

旦那さん主導で私は体を預けるだけ

私は恋愛経験がないので

よその夫婦も同じなのかなと思い

夫婦生活ってこれが普通なのかなと思っていました





私が旦那さん以外に初めて知った男性の存在感

私が彼に出会ってから芽生えた女心

今までの私って何?


私は家政婦じゃない

私はおもちゃじゃない





彼の胸の中で涙を流しながら

私って何?

問い掛けていました




彼が私の涙を指で拭きながら

いろいろ苦労があったね

その涙一粒、一粒が辛い思いなんだね

その言葉で私の胸に閉まってある思いが零れてしまいました


私の涙を、私の頬を優しく拭いてくれた

生まれて初めての経験



私の心が予感を感じた・・・・・・




もしかしたら・・・・・・・










これを読んだ貴女

これからどうなるか

あなた自身が一番分る筈です

仮想か現実か

そんな事はどうでもいいのです

貴女にも起こりうる始まりなんです

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