デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

放浪ゲーム-番外『暗闇ゲーム1』

2009年03月23日 23:32

放浪ゲーム-番外『暗闇ゲーム1』

.
.
.
.
.
.
.
.
結衣は様々なゲームを発案した

その中のひとつに『暗闇ゲーム』があった

わたしのアパートの近所に

友人が2人住んでいた

下宿風のアパート

玄関から上がり右に階段

正面は廊下

1階の廊下の右手前から3番目に1人

二階にあがり廊下手前から右三番目に1人

彼らが偶然に実家に帰省することになった

不在中に掃除をしておくという約束で

その2部屋を借りることになった

準備は揃った



結衣の発案した『暗闇ゲーム』とは

1階の部屋を食事部屋とし

2階の部屋をえっち部屋と設定する

そしてその用途以外での使用は禁止

これだけなら何のゲームにもならない

ひとつのルールで事態は異常と変貌する

そのルールとは?

ゲーム中は一切 身に纏うことは禁止

なにを?

それは衣類、そして下着までも

つまりは全裸で行動をする

1階で食事をした後

2階の部屋までの移動

それを全裸で行う

そのアパートトイレは共同

移動、トイレ その最中に

もし 他の住民と遭遇したら

今に考えたらとんでもない試みだと思う



開始は夜



「はじめようか」

結衣が言う

「うむ」

わたしが答える

下着まで全てを脱ぎ

全裸になる

そして食卓につく

はたから見れば異常な光景である

しかし ゲームは開始されてしまった

もう止められない

食事を終え結衣は洗い物を始める

わたしはそれを眺めている

そして移動

ドアを開け左右を確認する

人の気配がないのを確認し

二階へ移動

そして部屋に飛び込み

敷いてあった布団に結衣が寝転がる

大きく手を広げ誘う

わたしはそれに応える

そして行為が終わったあと

喉を潤すため 再び1階へ

2階に飲み物を持ち込まない

そのルールは結衣が決めたことだった

移動しなければ

このゲームスリルも何もない

いやがうえにも移動を必要とする

状況をつくるためだった

もっとも そんな必要はないのだが

気持ちの問題とのことだった

階段の途中で立ち止まり抱き合ったり

玄関に向かい後ろから挿入したり

かなり大胆な行為に及んだ

二階のドアを開け

廊下に結衣が上半身を出し

後ろから挿入する

そして玄関に誰かが入ってくる

二階に来るのか?

1階に来るのか?

声を殺し必死に耳を澄まし

帰宅者の動きを追う

階段を上がる音が聞こえると

そのまま部屋の中に入りドアを閉める

ドアの前を人が通過する

ドア一枚隔てた向こうに人の気配

声が出たら

確かにスリリングゲームだった


ドアの前で達して崩れ落ち

わたしのものを滴らせながら

うずくまる結衣の姿は

記憶の奥底に残っている

その姿を眺めていた時に感じた高揚感

多分 今もわたしの中に深く刻みこまれている



結衣の考えたゲームのひとつ



最終ゲーム放浪ゲーム』の前



実行した数個のゲームのひとつ



『暗闇ゲーム1』

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

やがみ

  • メールを送信する

やがみさんの最近のウラログ

<2009年03月>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31