- 名前
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- はじめまして! 横浜市の北部住まいです。 平日の昼間に時間が合う方と出会いたいと思っ...
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腰痛について、ずっと勘違いしてたこと
2024年03月01日 02:11
私は腰痛持ちだった。
若い頃は肉体労働もしたし、筋力が強かった。
しかし就職した会社のデスクで、低い椅子があてがわれたら酷い腰痛が発生した。
身長がまぁまぁ高いので、昔ながらの椅子だと上に上げても足が余るのだ。そうして身体がくの字になる感じ。
ブロック注射まではいかなかったが、痛み止めの注射をしてもらい、ロキソニンを飲み、職場には背の高い椅子を手に入れて何とか治った。
しかし、疲労がたまると腰痛が発生する。
診断は「腰椎分離すべり症」お笑い芸人がなったら絶望しそうな名前だが....そんな可愛いものではない。
腰椎分離すべり症は『背骨の本体である「椎体」と後ろ側で関節を構成している「椎弓」とが分離してしまった状態が腰椎分離症です。この状態で放置されてしまうと、分離した部分の腰椎の安定性が失われ、上下の骨にずれ(すべり)が生じてしまいます。
このように、根本に腰椎分離症があり、その結果腰椎すべり症に移行してしまった状態を「腰椎分離すべり症」と言います。』という事だ。
若い頃に骨折して分離してしまったり生まれつき腰の骨が分離してしまってる人もいるらしいが、老化等筋力の低下によって、ポジションをキープしていたのが耐えられなくなり、上体側が前にずり落ちてくる。
そうすると脊髄を通ってる神経に骨等が当たって痛みがでたり、坐骨神経痛が出たりする。
長年マッサージと整体とエステの間のような筋肉を整えて骨の位置を直すという施術をしてくださる先生に治療してもらって、ズレや歪みが治って痛みが出なくなっていた。
しかし先生がコロナで閉店してしまい、仕方なしにリラクゼーションに施術してもらったら、どうも骨がズレたらしい。
左足が痺れ出した。
300m~400m歩くと左足に激痛というか痺れが出る。
不思議なのだが、上体をかがめて休むと痛みがおさまり、また歩ける、でもまた400m位歩くと痛くなる。これを「間欠性跛行」という立派な症状を表す言葉まである。
この時は、廃業していた先生に頼み込んで2週間に一回自宅で治療してもらい、針にも通ったりしてたら痛みと痺れが消えた。
しかしそれから数ヵ月後、実家の片付けと引っ越しをした。
本が異様に多かった。
ブックオフに送り付ける荷造りもした。てんやわんやだった。
引っ越しが終わった直後、スゴい腰痛がきたので、リラクゼーションに行った。
ここはソフトな施術だったけど、痛みはおさまるどころか、翌日になったら燃えるような痛みが出て、更にその翌日には立つことも、歩くとことも、座ることもできなくなっていた。
そう、寝てるしかないのだ!!
座ったり、立つと腰と(今度は)右足が強烈に痺れ痛むのだ。
とりあえずロキソニンを飲み、以前もらったリリカという神経系の痛み痺れを止める薬を飲んだ。
鍼灸師にも往診に来てもらった。
トイレは座らなければ用を足せない(立つよりマシ!)。
ほふく前進でトイレの前まで行った後は、F1のタイムアタックよろしく、意を決してズボンを下ろしつつ便座に座り痛みが絶頂に達する前に用を足すのだ!!
そして何とか終えたらズボンを上げ、手を荒いほふく前進で部屋に帰る。
一週間位して、短時間なら歩けるようになり、車の助手席を倒せば行けるだろうという事で整形外科のクリニックに行った。
リリカをまた出された。
座薬の痛み止めも出された。
その一週間後、歩くと腰痛と足の痺れが出るけれども、座ることが出来るようになったので、再び整形外科に行った。
すると検査で、右足の甲が上がらなくなっていた。
また身体の左側を下にして横向きに寝て、右足をパカーンと開く形で上げてみて下さいと言われたがうんともすんとも右足が動かない。
お医者さんが言うには、神経が圧迫されて死にかかってるから、早く手術しないと一生動かなくなるということだった。
自分の身体が動かないのは恐怖だが、そのことに気づいてなかったことに自分自身驚いた!!
MRIをやってる専門の機関に行き撮ってもらい、データと紹介状を持って病院に。
そこで手術をすることになったが、改めて撮影したMRIには腰痛分離すべり症と共に椎間板ヘルニアを併発してることが分かった。
それを同時に手術してくれるとの事だった。
「後方固定術」という手術だった。
術後腰から廃液流すドレーンという管が痛かった。
「身体にメスを入れたら終わりだよ」みたいな事を言う人がいるが、それは手術を受けてないから言えるのだ。
私は手術を受けて良かった♪
その先生は腰痛分離すべり症の手術では低侵襲手術と言われる、背中全体を開いてするのではなく、腰に小さい穴と短い切れ目を入れて器具を差し込んで手術をされる、その道では超有名な医師だった。
回復は早かったし、
今は坐骨神経痛が全く無くなった。
勿論、何でも手術をしたら良い訳ではないだろう。
しかし腕の良いお医者さんであれば手術をして、おさまる痛みもあるのだ。
腰痛で「メス入れたら終わり」というのは、私を含めた多くの人の勘違いだと思う。
一昔前とはきっと違う色々な術式があるのだろう。
私達は医療を調べて、選択していくべきなのだ。
これが私がずっと勘違いしていた事だ。
このデジログへのコメント
シンさん、大変だったんですね…
私も痛みで眠れず低侵襲手術な事を調べていました。
差し支えなければ、執刀医の先生をお聞きしてもよろしいでしょうか…?
> まゆさん
メッセージしましたからね~
(*^^*)
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