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「アフター・ヤン」レビュー☆

2023年05月14日 01:10

「アフター・ヤン」レビュー☆

コリン・ファレル主演他。ありがとう、お兄ちゃん。“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した近未来。茶葉の販売店を営むジェイク(コリン・ファレル)、妻のカイラ(ジョディターナースミス)、中国系の幼い養女ミカ(マイア・エマ・チャンドラウィジャヤ)は、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤン(ジャスティン・H・ミン)が突然の故障で動かなくなり、ヤンを本当の兄のように慕っていたミカはふさぎ込んでしまう。修理の手段を模索するジェイクは、ヤンの体内に一日ごとに数秒間の動画を撮影できる特殊なパーツが組み込まれていることを発見。そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かなまなざし、そしてヤンがめぐり合った素性不明の若い女性ヘイリー・ルー・リチャードソン)の姿が記録されていた・・・。AIロボットのヤンが動かなくなった。そのメモリには、ヤンだけのまなざしと、ある秘密が残されていた―。近未来舞台に映像表現の粋を尽くす、切なく美しい物語。

6/10点!!喪失とそれを受け入れるまでの物語でした。期待値高かったので、ずっと静かで穏やかな波に揺られているかのような感じで、寝落ちしそうになりましたけど。“喪失”は丁寧に描かれているなと。喪失喪失したことを知り、その人や物の知らない面を見たり聞いたりしながら、失ったことを理解していくのだと思いました。受け入れるにはまた何年もかかったり、もしかしたら一生受け入れられないかも知れない。でもそれは幸せだった証拠なわけで。私は生命体だけでなく、物にも同じくらい喪失の悲しみを感じるタイプなので、AIも人間もその辺にある靴やバッグも変わらず悲しい。でも一方通行な愛ではなかった分だけ、悲しみは減らせるのだと感じた。AIが幸せは感じないけど悲しみや感傷は感じるのだとしたら、これだけ大きな穴を人の中に残していくのだとしたら、共存って出来るのかな?ペットと同じで出来る人と出来ない人がいて、万人に受け入れられるのは難しいのではないかなと感じました。それにしても大型映画対応になってしまった坂本龍一ミニシアター系の岩井俊二色の音楽は才能がぶつかり合うな(^^;)そして人種が大渋滞。上手くいえないし、眠かったけど、切なさの余韻が凄い。2022年公開。

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