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これは一生懸命にやったなーということは?

2022年12月07日 04:37

舞台女優

と言っても 地元の小さな劇団
大根役者ではありましたが…

高校3年間 (演劇部)で芝居を学び
18歳で結婚をして 19歳で出産して 22歳で離婚
と 慌ただしい人生の変化でした

3歳の娘を連れたシングルマザー
とてつもない わがままを 支えてくれた
祖父母 両親には 感謝しかありませんが

23歳で 劇団入団させて貰ったのです

アマチュアなので 団員全員が社会人
稽古は 夜で 仕事終わりの
公民館で 公演前は 土日も稽古という
子持ちの出来る趣味では 到底ないです

劇団の方針では 年3回の公演

私は年1回の出演での 舞台女優としての
生活が始まったのです

1公演にかかる稽古の時間は 約3か月
台本が出来 読み込み 役作りをして
台詞を覚えて 立ち稽古に入る流れの繰り返し

そんな 舞台女優としての生活を
18年間 続けてきました

スポットライトを浴びる 気持ち良さ

役に入り込む 心地良さ

得るものは 沢山あって とにかく充実した
日々でした

娘が中学生の頃 母の舞台が観たいと
言って観に来てくれたときは とでも緊張しました

でも 娘からは
『お母さん カッコよかったよ』

私のわがままで 寂しい思いをさせてきた
娘からの その一言は 涙が出るほど
嬉しかった(^^)

そして 娘も 裏方として 劇団に関わることを
選んでくれました
(私はお母さんみたいに ライトを浴びるのは苦手
だから 照明さんとか 音響さん やりたいな)

本来なら 勉強に取り組むべき時間を
彼女は この経験の方が 価値があるんだと言って
中学1.2年 私と劇団活動していました

私の地元では アマチュア劇団
数多く 存在していて 演劇祭と呼ばれる行事も
ちゃんと 市の補助金をもらって運営出来るほどの
規模でした

演劇祭が毎年11月に開催される

その 演劇祭に毎年出演して 18年

◯◯◯のあいかさん と言えば
演劇界で知らない人は居ないほどの 古株になっていました

まだまだ いける!!

私よりも 歳上の方もバリバリ 現役で役者
を続けておられる方が多かったので

私も そう思って居ました

しかし…終わりはあっけなく訪れてしまったのです

ある時の本番で 舞台で照明が付くのを
スタンバイしている時に それは 起こりました

緊張で 初めて脚が震えて 舞台に立っているのが
怖くなったんです

え?!私どうしたんだろう?
こんな事 初めて…

2日目の公演でも 脚の震えは止まりませんでした

決断しました

お芝居は続けていきたい
でも 役者として 舞台上で 朝が震えて
お客さまにも 分かるほどでは
お見苦しい…『これで 引退する』

皮肉なことに 6回目の(主役を演じていた作品)
で 演劇部から数えて18年間の
役者人生に 幕を下ろしたのが 7年前。

とても難しい世界だったと思います

趣味としては 特殊な事だったと思います

仲間と共に 笑い 泣き 喜び
ひとつの作品を創り上げる 達成感と

自分自身との闘いで 苦しみ 悩みながら
ひとりの人物を 演じることの 高揚感というか
別人になれる 不思議な感覚

簡単に 体験することの出来ない 文野

携われて 本当に良かったです

培ったものは 今の人生の役に立ってます

お題に対して かなり重たい内容となりましたが
私の一生懸命やった事

『18年間 女優として 舞台に立っていた事』
と 致します

このデジログへのコメント

  • Re友(リュウ) 2022年12月07日 07:23

    日常のいろいろなことをしながらの舞台女優
    本当に頑張ってきましたね
    お疲れ様でした
    さて、あいかさんの次の目標は何でしょうね

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