親父のこと

ある女性のﾛｸﾞを見ていて､ふと､父の事を思い出してしまった｡
親父も家庭という組織が苦手な人でした｡
子供にもやさしく､よく旅行や食事に連れていってくれた｡
その親父もよく､夜中までこたつに座って仕事をしていた｡
なんで親父はこんなに遅くまで仕事をしているのだろう?そう思いながら､親父と夜中にいろんな事を話し合った｡
今､その頃の親父の齢になってみて､わかった｡
親父は独りの時間を楽しんでいたんだと･･｡
父親を演じている自分を解放させていたんですね｡
その親父が危篤の時､自分は沖縄にいた｡
苦しんで死んだのか?安らかに死んだのか?自分には見取ることが出来なかったのでわからないが､きっと自分の出番を終えて､静かに目を閉じたんだと思っています｡

11月3日はそんな親父の誕生日｡親父の残した時計でもﾒﾝﾃﾅﾝｽしようかな