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「弁護人」レビュー☆

2021年12月12日 00:28

「弁護人」レビュー☆

ソン・ガンホ主演他。高卒から弁護士になったソン・ウソク(ソン・ガンホ)。学歴コネもないウソクは、まだ誰も手に付けていなかった不動産登記業務に目を付け、釜山一の税務弁護士へとのし上がっていく。ある日、馴染みのクッパ屋の息子・ジヌ(イム・シワン)が公安当局に突然逮捕されたとする。ジヌの母親・スネ(キム・ヨンエ)からの懇願を受け、拘置所へ出向くが、面会すら出来ない。ようやく会えたジヌは、すっかりやせ細り、顔や身体には無数の痣がある衝撃的な姿だった。ウソクは拘置所の取り調べに不信感を抱き、ジヌの無実を証明しようと立ち上がる。時は軍事政権下、誰もが国家保安法違反で捕まった者を助けようとしない中で、ウソクは無実を勝ち取ることができるのか?韓国で観客動員数1100万人突破の大ヒット!民主化勢力弾圧のため国家によって捏造された釜林事件を題材に描いた社会派ヒューマンドラマ

7/10点!!ソン・ガンホ目当て。ソン・ガンホは一作品で必ず凄いギア上げてくる箇所があるのですが、本作でも、ながら観してたのに一気に引きつけられました。朝鮮戦争後の軍事政権下というのがいまいちピンときていなかったのですが(「タクシー運転手」と同時期?)、裁判ものだけど勢いで一気に見せていく感じで飽きさせませんでした。今のミャンマー台湾裁判ってこういう感じになっちゃってるのかなと思ったり。何も悪いことはしていないのに捕まったらアウトって国は怖いです。そうして国民が皆怖がり、大人たちが見て見ないふりをするけれど、子どもたちは真っ直ぐに「おかしい」と声を挙げる。子どもは守るものが少ないからという面がありますが、正しいことを正しいと言えない、言わせてもらえない世界に私たちは生きてるんだなと今でも実感します。こんなに長い時間が経っても変わらないんだなと国家に対する絶望というか、色々考えさせられる作品です。2016年公開。

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