ﾌｧｲｻﾞｰ製より,ﾓﾃﾞﾙﾅ製がﾃﾞﾙﾀ株予防効果が高い 裏表同文

米モデルナ製の新型コロナ（武漢熱）ウイルスワクチンは、米ファイザー製よりもインド由来の変異ウイルス「デルタ株」に対する感染予防効果が高い可能性があると、米国の研究チームがまとめました。
米国の医療機関メイヨー・クリニックなどのチームは、ミネソタ州のワクチン接種者と非接種者計約７万７０００人のデータを解析しました。デルタ株の感染割合が70％に達した７月時点で、感染予防効果はファイザー製で42％だったのに対し、モデルナ製は76％と高い値を示しました。
デルタ株がほとんど確認されなかった今年初め時点での感染予防効果はファイザー製76％、モデルナ製86％。いずれもデルタ株の出現で効果が低下しましたが、モデルナ製の方が低下の幅が小さかったとみられています。
一方、重症化などによる入院を防ぐ効果は、デルタ株に対してもいずれも小幅の低下にとどまりました。
森田公一・長崎大熱帯医学研究所長（ウイルス学）の話「様々な要因が考えられるため、今回の結果だけで２社のワクチンの比較は難しいが、ワクチンの有効性を追跡したデータは今後、３回目の接種などを検討する上で重要だ」



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米モデルナ製の新型コロナ（武漢熱）ウイルスワクチンが、米ファイザー製よりもインド由来の変異ウイルス「デルタ株」に対する感染予防効果が高い可能性があると、米国の研究チームがまとめたのは、素晴らしい業績です。
ただ、モデルナ製のワクチンを日本政府が、大量に確保できなかったことは、残念と言う他ありません。…と言っても異物混入の不安はまだありますが。
遅れている国産ワクチンに期待するしかないようです。ファイザーやモデルナ製に劣らない優れた国産ワクチンが誕生することを切に願う次第です。
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