デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

「武曲」レビュー☆

2017年06月06日 23:28

「武曲」レビュー☆

綾野剛主演他。破滅か、救いか―。海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っていた。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光巴師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融(村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった。研吾と融、共通点はなかった。互いに死を覗きながら闘うこと以外は―そして、その唯一の断ち斬り難い絆が、二人を台風の夜の決闘へと導いていく―。愛と憎しみに引き裂かれる父子、葛藤にもがき苦しむ師弟鎌倉舞台にからみ合う人間模様を描く渾身作!

7/10点!!俳優としての才能才能のぶつかり合い、物語としての互いが求めていたものと出会ってしまった男たちの真剣勝負を狂気を削ぎ落としていく形で描いた力強くシンプルストーリー。ただ、その2つだけで最後まで魅せていくので、全てが名場面なのに、寝落ちしかけるという矛盾が( ̄□||||!! 戦うことでしか生きられないという武士生き方を現代でも貫いている人たちは、きっとこういうことなのだろうなぁと思いました。しかし、真っ直ぐに一本のみの強さで立っているので、折れる時の折れ方も半端ない(>_<) まず、綾野剛。毎回、前作を遥かに凌ぐ演技を魅せてくるのが凄いですよね。才能に甘んじないで努力を積み重ねる俳優でそれがちゃんと目に見える形に現れるのもまた凄い才能なのだと思います。もう、研吾は道で会ったら迷わず逃げろ!というレベルの連続通り魔みたいな狂気と殺気でしたもん((((;゜Д゜))) 一瞬、GANTZの時の殺人鬼と同じ表情をしたカットがあり、ゾクッとしました。あと、嵐の中で融と対峙して髪から滴が滴り落ちてる時の顔ヤバイ!(|| ゜Д゜) 柄本さんは別として、あの綾野剛と対峙して臆せず演技が出来る風吹ジュン前田敦子、村川虹郎は凄いです。そして、村上虹郎。ご両親の良いところを全部受け継いで、更に彼自身の瑞々しさが全部mixしていて、今若手で最も注目すべき俳優なのではないでしょうか。嵐の決闘シーンでの迫りくる死に顔が笑ってしまうシーンは彼の溢れ出る才能にゾクッとしました。「その夜の侍」を思い起こさせるシーンでもあったので、二人にクロスする形で四方に山田孝之堺雅人がいたら、もっと面白いシーンになっただろうなと荒唐無稽な事が頭に浮かんでしまいました(^_^;)小林薫さんも色気という意味で大好き俳優さんなので、三世代の格好いい男を観れて満足です((*´∇`*)虹郎くんはまだカワイイですけど。)テーマ音楽と主題歌のあらかじめ決められた恋人たちへの「Fly feat.吉野寿」も良かったです。こういう歌い方する歌手は久々な気がします。2017年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年06月06日 23:53

    とっても、とっても面白そう(^^

    最近アクション系の映画を見たい病があるので、、、
    見てみたいな(^^/

  • ユリ 2017年06月07日 01:13

    > はらぺこさん
    これ和製スターウォーズとか言われてるみたいです。そもそもスターウォーズは日本から発想を得たのにw 村上虹郎くんがすごいんですよ。綾野剛も相当すごいけど。もう才能ビシビシです!

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

ユリ

  • メールを送信する
<2017年06月>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30