- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「オーバー・フェンス」レビュー☆
2017年06月03日 00:56
オダギリジョー、蒼井優主演他。家庭をかえりみなかった男・白岩(オダギリジョー)は、故郷の函館に離婚して戻り職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。日々の楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。ある日、訓練校仲間の代島に連れていかれたキャバクラで鳥の動きを真似る風変わりな若いホステスと出会う。名前は聡(さとし)(蒼井優)。どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていく。遠い幻のように一瞬で過ぎ去ろうとする函館の夏、フェンスの先に彼らが見つけるのは愛か、希望か―。「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続く、佐藤泰志の映画化シリーズ最終章。これは今を生きるあなたの物語。
5/10点!!前二作と違い、夏の函館の空が水色で綺麗で、山下監督のユルさやクスッと笑ってしまう雰囲気が織り込まれており、暗すぎず良かったと思います。でも、1回寝落ちしちゃいました。佐藤泰志の原作は読んだことがないのですが、もしかしたら、作品自体が合わないのかな?でも、寝ちゃったけど、面白くないわけでもなかったので、どうなのだろう?主役の二人はお互いに出会って、時間が進んだように思ってるかも知れないですけど、白岩は自ら仕事を辞めて次の一歩に踏み出していたし、聡も男性と出会う度に共に歩めるかどうかを期待していたので、二人とも自分では気づかないうちに前へちゃんと進んでいて、それが「恋」という瞬発力によって加速したかのように思えただけだと思いました。鳥になって飛んでいきたい聡の過去には何があったのだろう?白岩の過去はしっかり描いているのに、聡には触れないので、彼女の強迫観念的な部分とか、どれくらいの何があったのだろう?と思わざる得ませんでした。聡の、頭に血が上って相手のことを一瞬嫌いになると体を拭きまくる癖はきっと、これから白岩と喧嘩してもしばらくは続くでしょう。トリッキーな彼女にありがちな自傷行為を「壊す側だ。」と言った白岩が守り、彼女にまた守られ、平凡な幸せを再び手に入れられたらいいなと思う、函館の夏空と街中を走る小さな電車のコントラストが素敵な作品でした。2016年公開。
このデジログへのコメント
観てみたいな、、直感ですが、、
そう思わせてもらえたレビュー(*^^*)
いつもありがとう(^-^)
> はらぺこさん
蒼井優ちゃんがこれまでにない演技を見せていて惹き込まれました。今年公開する「彼女がその名を知らない鳥たち」も同タイプの役柄なので期待できそうです♪
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