近況とかお詫びとか

コミュニケーション力というけれど
多分、独立したものではなくて
理解力と表現力。
それがコミュニケーションを構成する
要素だと思う。

相手の話を理解する。
理解したことを、伝え返す。
両者が揃っての、コミュニケーション力。

けれども日常で
自分の理解力や表現力を
意識することはなかったと思う。

差し障りのない挨拶。
ゴシップや愚痴が中心の会話。
理解をしようと意識して聞くこともなく
相槌を適当に挟めば、事足りていた。

けれど、ここは
表現することが、前提で。
誰かとコンタクトするにも
コメントとか、メッセージとか
書いて表現するのが必須。
私にとっては、ハードルが高かった。

入会理由は諸々あったけれど
何より、書くということに興味があった。
自分の文章が伝わるのか。
共感されるのか。

それなのに、私は。
ログを読む誰かを、思い至れない。
書いて、誰とどうなりたかったんだろう。
誰に、何を伝えたかったんだろう。
誰と繋がりたかったんだろう。
そもそも、共感して欲しい事は、何か。
冷静に考えると、無かった。

ログに惹かれ、フレンド登録をしても
書き手は、どこまでも書き手。
ログは、その人の一作品。

書かれたログから
書き手の思考を探るよりも
ログを読む自分の思考を探る方が
楽しい作業。

ログの向こうの誰かに、
思いを馳せ、理解しようとは
決して、していなかった。

私は、ここで
コミュニケーションを
相互に交感する何かを
求めていなかったみたい。

とくにリハビリ中は
どこまでも、自分が表現出来るかが
一番の関心ごと。

読み手への、思いやりや思い入れ
ある人は愛と言ったもので
ログを書くという姿勢がなかった。

私は、自分の成果を見たいだけで
自身のログにも
読んで下さる方々にも
思い入れなく、書き連ねました。
本当に、ごめんなさい。

でも、狭くなった自分の生活で
精一杯、美しい物を探したつもり。
泣き言や、愚痴ではなく
細やかな楽しみを伝えようとは
間違いなくしていた。

それは、自分を不幸だと思いたくない
負け惜しみに過ぎなかったのかも。
今は、まだ分からないし
答えを出す状況でもない。

９月から、単身生活を始めてます。
１人になっても、意外と淡々としていて。
不安もなく、寂しさもなく
日常のペースを作り上げることに
意識が集中してる。

家族とさえ離れるのは
苦じゃなかったらしい。
そう分かると、そんな自分でもいいかと
やっぱり自分への甘さが先に立つ。

大叔父が使っていた離れで新生活。
集中リハビリも、終了して
年内は、ペースダウンしての訓練。
毎回、成果を追う必要もなくなった。

近況報告のつもりだった、このログは
結局２か月近く掛かった。
でも、時間さえ気にしなければ
文書の体裁は整えられると分かって
少し嬉しくなる。

逆に、のんびり出来るようになってから
上手く出来ない動きがあることに
初めて気づいた。
正座からつま先立ちになって
方向転換するのが、出来なくなっていた。

私は自分を冷静に判断することが
出来ていなかったな。
キリキリしてばかりで
周囲も気の毒だったけれど
自分が可哀想だったなと思う。

少し。
もとい、かなり気が抜けた。
何もない、横に広がる景色を
毎日眺めてる。

私が住んでいた町と違って
車がないと、何も出来ない。
不便で、本当に何もない。
まだ愛着は湧かない、この住まいが
都になるのは、いつのことか。

ログを、いつ上げるか分かりません。
そもそも、何を書くの？自分。
その問いに答えが出ません、師匠。

でも、退会はしない。
まだね。
半ば、意地。

もう、この状況で書けませんと
逃げるのも、イヤなのです。

たとえ書いたものが
汚物に過ぎなくても。
自分が吐き出したものを
最後まで、愛でてやる。
誰に、何も届かなくても。
どこまでも、自分本位でいく。

コメントのレスをせず
申し訳ありません。

どうか、みなさま
ご自愛ください。