子供の頃の将来の夢は何でしたか？

子供の頃に将来の夢を描いている程ヒマじゃなかったから『夢』を抱くような男ではなかったな。

毎日毎日
野球だ！
サッカーだ！
釣りだ！
プールだ！
鬼ごっこだ！
ゲームだ！

で、夢見るヒマなんかある訳ないし将来についてなんか考える訳もない(笑)


子供の頃少し頭良いと

「末は博士か？大臣か？」

と言われていたけれど

今や博士は捏造するし、大臣は虚偽報告しかしない世の中だから子供の頃の夢なんか『創造性』を生み出す価値しか持ち合わせてないだろうな。

20世紀に入って最も価値を落としたのは
『王様』
と言われてる。
畏れ多くも『王様』とは庶民が口に出せなかったのが消費社会に入ってどこもかしこも『王様』だらけになったとも言われてる。

繁華街やバイパスにペンギンマークの『殿堂』が溢れてるしね。

しかしながら不変不朽の夢っていうのもある。

男の子だったら誰しも一度は
『乗り物を乗り回してみたい。』
と思うのと同様にそんな気持ちは持ったかもしれない。
それは補助輪取った自転車に乗れた段階でもう無くなったからなぁ。

これは遠い昔なのに未だに覚えてる衝撃的な出来事。

夕立降りそうな暗い雨雲が立ち込める夕方に、補助輪外してもらって乗れた時の感覚は忘れない。

で高校生になる直前に本屋に行ってたまたま手に取ったバイク雑誌のせいで30年もそのままの自分っていうのもねぇ(笑)

もう女の子はバイクの付属品としか思わなかった10代後半だもんねぇ。

そしていつの間にやら四輪にシフト。
そこで四輪は『女の子』と乗る乗り物。
バイクは『自分』だけで乗る乗り物。
となった。

現在は四輪しか乗ってないけれど

自転車であれバイクであれ二輪車に跨がった瞬間に補助輪外して初めて乗った頃の自分に戻るんだ。

大した『夢』(でも無く思い出だな)ではないかもしれないが
あの頃の気持ちに戻れる出来事があるから現在ももがきながらも何とかやれてるとは思う。


話大きくそれたけれど

【子供の頃の将来】
なんて所詮は明日の事だけ。

憧れる大人は居たのだろうけどそれに自分を重ねるなんて事は
『未熟な状態の子供』
に描ける訳はないのだと思う。

それは成熟してから思い返した
『思い出せる記憶の一部』
を
『子供の頃の夢』
として扱ってるに過ぎない。

子供の頃は

ザリガニ捕りだぁ！
カエル捕まえるだぁ！
ピカチュウだぁ！
仮面ライダーだぁ！
ウルトラマンだぁ！o(%)○
リカちゃん人形だぁ！

で溢れんばかりの夢の中で生きていたんだ。

そんな状態で将来を考える訳ない(笑)


【夢】を描けるのは成長する段階なんだ。
だから成長というのが実感出来る頃には
【現実】も見てるから儚く消え去るんだ。

特に高度経済成長期という社会も成長過程の場合に将来の夢を「夢見る大人達」と一緒に思えたかもしれないけれど、
成熟して腐敗直前の今日の社会でら子供も自分の頃と違って夢の中には居られず現実の中でもがくしかないんだよねぇ。

そして何が起こってるのか？
というと
大人が幻想を抱く社会になったんだ。
言葉を変えれば
大人の大多数が『自分の価値観』にラリってる状態なんだな(笑)
で子供も一緒にラリってるから社会は腐敗していくんだ。

じゃあお前もラリってるんだろう？
ってなるだろうけどそれは無い。

成長する過程で規範の社会っていう所からはみ出した人間なんだよねぇ。

ラリって気持ちと気分良くなっても痛い目見るのは自分っていう生き方してきたんだからちょっとやそっとで『夢』や『幻想』を抱ける訳がない。

抱いた瞬間に『身体の一部』か『命』落とす生き方してきたんだからねぇ。

※但しヤ◯ザではありません。
ヤ◯ザははみ出さないで生きてる人達・職業で言うなれば「必要悪」

こっちは「不要な連中」(笑)

頭のネジがネジ切れてるでしょ？
と言われてきたんだ。

そう言っていた連中はネジ切れられずにラリってる時代を迎えたって事だな。

錦織圭も福原愛もイチローも
『周りの大人が描いた夢を実現した人』
であって子供の頃の将来の夢を実現した訳では無いんだよねぇ。


当然の結論

【子供の頃の将来の夢】
は
『大人になる事』


しか無いわな。。。