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暴走「凶弟」ゲンカ、兄の頭にボーガン

2006年10月30日 09:54

 警視庁荒川署は29日までに殺人未遂の現行犯東京荒川区の堀口博司容疑者(32)=無職=を逮捕した。堀口容疑者は28日午後6時25分ごろ、自宅の隣の部屋に住む兄(34)が「テレビをつけっぱなしにしていた」と激怒。兄の頭に向けボーガン(洋弓銃)の矢を3発発射した疑い。うち2本が顔と頭に突き刺さり兄は重傷を負った。

 兄弟げんかは凄惨(せいさん)な結末に至った。堀口容疑者が兄をボーガンで撃った理由は何と「兄がテレビをつけっぱなしにしていた」こと。兄に重傷を負わせたにもかかわらず調べに対し反省した様子はなく、今までのところ謝罪の言葉もないという。

 犯行に使われたボーガンは同容疑者が2年前に通信販売で購入した。本体は縦約70センチ、横60センチ。矢は全長37・5センチ、直径8ミリで先端は金属製のもの。兄のだらしなさに腹を立てていた堀口容疑者は殺傷能力十分のこのボーガンを手に、ついに“制裁”を決意したという。

 口論でいらついた同容疑者は、兄が1階から上がって来た瞬間を見計らい、踊り場付近で3~4メートルの距離から1発目を発射。矢は左側頭部をかすめた。その後も逃げる兄を追い背後から2発目を追撃。だが、これは大きく外れ窓ガラスを貫通した。そして3発目が兄の左まゆの付近を直撃。約10センチ近く矢が突き刺さる重傷を負った兄は、刺さった矢を自力で抜き取り祖母とともに119番に通報。弟は悪態をつき部屋に閉じこもり、そのまま現行犯逮捕された。

 堀口容疑者は大学を中退後、定職に就かず自分の部屋で引きこもり状態だった。6畳1間の部屋には数体のガンダム系のプラモデル。髪はボサボサでひげも生やしっぱなしで「まるで麻原彰晃死刑囚)のようだった」(関係者)という。

 兄弟はこれまでも家具破壊するほどの大げんかを繰り返していた。父は3年前に、母は2年前にともに病気で他界。家には兄弟のほかに祖母と妹が住んでいた。兄はプログラマーの職に就き一家の生活を支えていたが、弟はニートな暮らしに終始し、あげくの暴発。兄の命に別条はないといわれているが、脳挫傷脳出血のため今後、後遺症が残る可能性もあるという。

 ◆ボーガン 石弓の一種で、銃に弓を水平にとりつけた形で引き金を引いて矢を発射する。狩猟に使われていたが、スポーツにもなっている。今回犯行に使われたボーガンは小型のもので、店頭では約5000円くらいで購入可能。耐久性がなく中国製が多い。10万円以上する高価なタイプは英国製が多いが、安価なものでも3メートルくらいなら殺傷能力は十分ある。店頭では身分証明書の提示が求められている。
スポーツ報知) -10月30日


テレビのつけっぱなし・・・確かにあまりいいことではありませんが・・・命の危険性を帯びなくてはいけないほどのことかというと・・・。やっぱり身近に凶器があると使いたくなるというのが人間の心理。家の中に凶器となりえるものをあまりおかないようにするのがいいのかな?!(-"-)お酒は飲んでも飲まれるな!凶器は使っても使われるな!ですが・・・。。

このデジログへのコメント

  • ジャニマル 2006年10月31日 07:06

    ボクはアル中男に包丁で襲われたことがある。危なかったぞぉ!

  • 逢暖 2006年10月31日 09:43

    ジャニマル>まぁじぃ?!それかなりやばい…。よかったねぇ~生きてて(ToT)

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