オレはバカだ

くる日もくる日も、
バカなオレは誰にも相手にされない、

誰にも相手にされないオレは途方もなくバカだ、

バカなオレはいつもニヤニヤ夢見ている、

まともなヤツになに聞かれてもオレは返事なんぞしない、


それでも、

沈む夕陽を見ると、虹色の世界がアタマの中を駆け巡る。


毎日毎日
ふらつきながら、高い雲まで登ると、

20万色の声音がオレのアタマに吹き出す、
大声で歌い出す、

大声で歌うオレの歌は、誰にも聞こえない。


それでも、

沈む夕陽を見ると、
煌びやかな星に囲まれた宇宙がアタマの中を駆け巡る。


くる日もくる日も、

ヤツらはバカなオレを相手にしない、
ヤツらはバカなオレをキラっている、

バカなオレはヤツらに返事もしない、
いつも一人でいる。


それでも、

沈む夕陽をみると、

オレのアタマは虹色の世界と煌びやかな宇宙が駆け巡る。

オレをきらっているヤツらのアタマの中は、
めくるめくサツタバときらびやかな女が駆け巡る。


沈む夕陽を見ると、きらびやかな虹色の世界がアタマを駆け巡る。


訳：オレ

https://www.youtube.com/watch?v=rjAymMhHgIs