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「苦役列車」レビュー☆

2012年07月03日 00:35

「苦役列車」レビュー☆

森山未來主演他。友ナシ、金ナシ、女ナシ。この愛すべき、ろくでナシ。1986年、19歳の北町貫多(森山未來)は、明日のない暮らしを送っていた。日雇い労働生活、金は酒と風俗に消え、家賃の滞納はかさむばかり。そんな貫多が職場で、新入りの日下部正二(高良健吾)と知り合う。貫多にとって初めて「友達」と呼べるかもしれない存在。やがて、古本屋桜井康子(前田敦子)に一目惚れした貫多は、彼女とも「友達」になる。でも「友達」ってなんだろう・・・・・。不器用に、無様に、屈折しながら、けれども何かを渇望しながら生きてきた貫多は、戸惑いながらも19歳らしい日々を送るが・・・。世間をあっと言わせた西村賢太の私小説、まさかの映画化

山下監督のティーチイン付試写会に行ってきました。山下監督に聞きたい事はたくさんあったのに、緊張し過ぎて、何も聞けませんでした。しかも、試写後、傍に居た人に、「トイレ行ってもいいですか?」と尋ねたら、なんと監督で(爆)、「うわあ~(慌)」と思った時にはすでに遅し。めちゃくちゃ恥ずかしかったです(ToT)やっぱり好きだなーと思う監督さんでした(*^_^*)

7/10点!!原作は未読です。映画は、北町貫多=野獣?という感じで、森山くんの勢いのある演技と、今回も、彼の身体能力の高さが際立つ作品でした。前田敦子は、今まで、匙を投げるくらい下手だと思っていたのですが、不器用でどこか影のある地味めな康子というキャラクターが、本人と被る部分が多かったせいか、森山×高良に挟まれても、後れをとらない演技をしていました。原作者の西村さんを初めて受賞会見で見た時、野獣?と思ったのですが、北町貫多は、まさに野獣で、その印象は間違っていなかったみたいです。ドン引き発言の連続で、卑屈なのに上から目線で、矛盾発言だらけで、凄く人間臭いです。山下監督は、人間臭く撮る天才なので、原作と山下監督がコラボする事で、何も事件は起こらない話なのですが、完璧に成立する映画に仕上がっていました(^-^)v 西村賢太という人間を、もう少し知りたいと思いました。DVDで観ても、作品のパンチ力があるので、逆に、大丈夫な映画です。2012年公開。

このデジログへのコメント

  • カフェ 2012年07月03日 02:48

    面白そうな映画ですね~日本の映画好きです。

  • ユリ 2012年07月04日 00:11

    > カフェさん
    んーストーリーはないです!w 森山くんの演技や、監督の撮り方、演出などがひたすら良いです。

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