あいさつ

今日の店での話。



黒いエプロン姿の若い女性と少し年配の髪を綺麗に整えてる女性のお客さんが、少々ハイテンション気味にやって来ました。

店の近所にある美容室のお姉さんとお客さんらしいのですが、どちらかと言うとお客さんと言うよりも「パトロン」が合ってそうな買いっぷりをなさってました。
パトロンさんの方は自分の物は買わずに、お姉さんの分と先生（美容室のおかみさん）の魚を気前良く買っていましたから。

終始ハイテンションで買い物をし、お会計を終えた辺りでこんな事を聞かれました。


お姉さん「お兄さんですよね？　うちの先生に毎日あいさつしてくれるのって。」

　　　俺「ん　(・ω・？」←この時相手がダレなのか分かってなかった

お姉さん「あぁ、私○○の所の美容師ですよ！」


そこでやっと合点が行ったのですが、何でそんな事を聞いたのか話を聞いてみると、どうやらこんな事らしいです。


出勤する時に、俺がそこの美容室の先生にあいさつしていくのがとても嬉しいのだそうな。

そこの先生はもうだいぶお歳を召されていて、杖をついてゆっくり歩いて行かれる優しそうな方です。
俺からしてみると、知らない顔ではないですし俺が小さな頃からそこに居る方なので、会ったらあいさつするのはまあ当然の事。
それから、亡くなった祖母の髪をいつもやってくれてた方なので、会えばやっぱり礼儀を通したいですよね。
朝、駅から店迄の100m位の距離を歩いてる途中、知ってる方を何も言わずに抜かすのも気持ち的に良くなかった部分もありますが…


美容室のお姉さんは「若いお兄さんにあいさつされるのが嬉しいみたい」なんて茶化していましたが、そんな事程度で喜んで頂けるなら幾らでもあいさつしますよ



今日…と言うか昨日はそんな事に心和まされました