蝉改改

ミーンミーン
主人公のソラは蝉の声で目を覚ます。
「生きてる…」
ソラは病室にいた。

ソラは隣室のウミに交換日記を渡しに行く。
しかしそこにウミの姿はなかった。
ウミは昨日の夜に死んだとのことだった。

ウミも臓器移植を待っていた女の子であった。
ソラは次は自分の番だと思うように。
ソラは夜になってもねむることができない。
ねたら死ぬんじゃないかと思っている。

仕方なくウミとやりとりしていた
物語交換ノートを見る。
そこには大きな蝉が現れて政府のビルに止まったとある。

ごおおんという音と共に巨大な蝉の幼虫が
登場する。物語と同じなので
ソラはビックリ。
そのまま蝉は政府ビルへ向かい羽化。
大きな声で泣き始めた。

蝉の声は人々を悩ませた。
政府は蝉を駆除するために
蝉に攻撃をする。
ソラは蝉を助けるために外へ。

戦車の前に立ちはだかり
殺さないでくれと懇願。
そこで心臓発作を起こし急遽病院へ。

蝉も同じく病院へ飛び立つ。
主人公が目を覚ますと
なんと窓際に蝉。

主人公はウミの書いた物語のように
この蝉に乗って世界を回る計画を立てる。

ソラは蝉に乗って
世界を周り旅に出る。
途中で雨風にあったり、
攻撃されたりして蝉は傷つく。

世界を巡ったそらは7日の夜に蝉と
わかれる。蝉は宇宙へ飛んで行く。
その後倒れる。

これで死ぬのだと思うソラ。
しかし蝉の声で目を覚ます。
空が目覚めるとそこには巨大な蝉はいなかった

ソラは恐る恐る胸元をみると
手術の跡。ソラは物語の最後を
書き換えこれから新しい物語が始まるとして
完結させる。