3.11について

４ヶ月ぶりのログです。怠慢すみません。
前回たまたまわが岩手県の陸前高田市のお話をしましたので、その関連で書きます。
　今日新聞を読んでいたら、テレビの話で半年くらい前から、「映像を見て気分が悪くなった方は視聴をお控えください」とテロップが出るようになりましたが、その経緯をのせていた記事と　ある漁師さんの「津波の怖さはテレビの映像なんてもんじゃない。本当に怖いんだ」というコメントを読みました。
　私は岩手県人であっても、海のない内陸部の人間でして、やはり津波の本当の怖さはいまだにわからないんだろうなあ、と感じます。
　テレビでたまに３．１１の映像を見たときも、悲しくはなっても、気持ち悪くはならないのが、正直なところです。
　そんな自分に「今、何ができるか」を自問自答する日々です。
　最近、たまに怒りっぽいのですが、沿岸部に行くと、そういう自分が恥ずかしくなります。
運命か宿命で命を落とした方々の魂を思い出すと、日常の自分が恥ずかしくなります。
　毎日そう考えているわけではありませんが、節目節目で思い出しては、自分にカツを入れています。
　なお、岩手県以上に、宮城県まして福島県は本当に大変です。
　陸前高田市長の戸羽太さんが、その著作で書かれているように「みなさん、３．１１を忘れないで」と願います。