Ｈｼﾘｰｽﾞ★フタを開ければ、な～んだ…のオチ

なぜならば、あの当時、Ａ氏に入っていた怪電話のことは私とＡ氏だけでなく、Ａ団体の何人かの人が知っている。そのなかにＧ原さんも入っているが、彼は妙にこの件に興味を示したのである。そして彼は「犯人に目星がある」と私に言っては、都度、アホマスゴミやＩ広報部長やその他の会員の名前を次々と挙げていたのである。

あるときは、あのアホマスゴミが相変わらずやっていると言い、あるときはＩ広報部長がゆりとアホマスゴミをますます不仲にしようとしていると言ったり。

そしてよく「ゆりさん、私はゆりさんの味方だからね。何かあったらすぐ言ってね」と頼りにさせようとしていたのである。
私はＧ原さんの傾向については気がついてもいたし、Ｉ広報部長からも聞いていて知っていた。

女性が好きで、すぐ女性の前で良い格好をするらしい。
女性に頼ってほしがる。これは他のA団体会員女性などに対してもそうであった。
すぐに誰かと誰かが不仲になるようなことを言う。「●●はあなたのことを迷惑がっている」「●●はあなたと離れたがっている」などと。私に対しても「Ａ代表はあなたを嫌がっているらしい。黙って自分の言うことを聞いてくれるほうがいいのに、あなたはすぐＡ代表に反論したりするだろう」「Ｉ広報部長はあなたの言動にも困っている」などと。


（ウラに続く）