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電子書籍、欲しい?(その2)

2011年06月11日 04:50

前回、本が紙であるメリット考察してみよう、と
思って力尽きちゃいました。

今回はその続きですが、せっかくなので、
少しセンセーショナルな言い方してみましょう。


本の電子化が進めば、AKB商法を試す価値がある


興味が沸いてきた方、少しお付き合いくださいね。



本を読むときに紙であるメリットは大きく分けて

1、読んでる実感がある

2、1箇所にまとめられる

3、余白に書きこめる

4、価格

5、インテリアデザイン

があります。それぞれを考えてみましょう。


では、1から。
本という媒体がそのまま目の前にある、という状態は
普段は気にしませんが、実は大変な事。
他の媒体浮気が出来ないのです。

これが電子化された場合、その前提は崩れ去ります。

あなたが読んでいた本の端末は何にでも化けられる性質を
持っているのだから。

疲れたからゲームしよう、とか
音楽を鳴らしながら、電子本を見ようとか
電話がかかってきたから、本見ながら話そうとか

電子端末である以上、複合的な要素を
持ち続ける事になる訳で。

それはそれで便利だとは思うのですが、
本はソフトウェアの一部に成り下がります。

よって飽きたときは電子本の終わりを意味します。

そう、デリートすればいいのです。
何も残らないんです。

ところが紙の場合、自由です。
ポイと投げておいても実体がそこにある訳です。
何かの拍子で(引越しの時が多くて困るが…)
昔の本を見てしまうこともあるでしょう。

本が本であり続けられる。

これこそが本を読んでいるという実感につながっている、と
私は思います。


さてどんどんいってみよっか~♪

2、3についてですが、
これも実体がある存在として考えるのならば分かりやすいと
思います。
紙なので、余白に書き込めるし、
本という存在をひとくくりにして、まとめておく事が
整理のコツですからね。

本屋さんや図書館の棚を見ていただければ
分かりやすいのでは?

そうしてそれが5のインテリアにもなりうるのです。

本棚にたくさんの本があり、それが整理されている姿は
その人の性格を反映します。

雑誌だらけ。漫画だらけ。小説だらけ。
エロ本だらけw

友達の趣味もある程度理解できる…。

女の子を家に上げた際に一番気を使うのは本棚だったり
します。

他のものはベランダに投げておいたりして、
ごまかしちゃいますが、本だけは時間をかけて
集めた分、すぐバレちゃいますからね。

4の価格については
メーカー側に検討の余地が大いにあると思います。
本題にも関係してくるので、これは結論は後ほど。



さてそろそろまとめましょう。

私は電子書籍と紙の本は共存できる存在だと
思っています。

つまり、同じ中身を持つ存在であっても、
上記の2つは似て非なる存在なのだ、という事です。

そこでAKB48でございます。

AKBが総選挙ファン投票)を行ったのは
記憶に新しいかと思いますが、

なぜあれだけ盛り上がったか、というと
自分達の手でNO.1を作り出せる、という
幻影があったからに他なりません。

CDを買って、投票券を貰って、
武道館に行って、握手をして、その上アイドル
会って来た上に、自分の押しメンの
喜ぶ顔が見れる…。

いや~、愛ですわ。

問題はCDなのですが、これはビックリマンチョコ
おまけよろしく、
ポイされる運命にありそうですが、
ファンにとっては(一部の人間には別ですが)
宝物だったに違いありません。

これがダウンロード版だったらどうなって
いたでしょうか?

もっと一部のファンが暴徒化するような
酷い事態になっていたのではないかな、と思うのです。

それはなにより存在がないから。

CDという形ではあるけれども
そこにはファン達が貫いた美学として
手元に残るのです。

AKBに全く興味の無い人間達は
侮蔑の対象としてしか見ないと思うけど、
彼らの何かにぶつける気持ちは
必要だと思いますよ。

それを馬鹿にする権利は誰にもありませんからね。




モノが存在しているというのは
実はとても大きな事なのです。

人は物事を考える時に、目から情報を集めます。
その目から得られる情報が
暗闇であったり、認知できない情報であったり、
目には見えないものであったりした時、
人はパニックを起こします。

逆に言えば自分の求める物質に囲まれている時、
幸せを感じるものなのです。

そこで4です。

モノの価値。

そこが一番難しいところ。

電子書籍は文章自体が価値を持っている、という人は
います。
しかしながら、情報に価値があると思う人は
その情報が彼らにとって有意義だ、と思っている
からこそ。

実は情報化社会こそ砂上の楼閣でしか
ないのです。

放射能検知だって、CO2排出権問題だって、
凶悪細菌問題だって

人に見えないものだからこそ
不安を助長させるのです。

しいて言えば差別問題だって、
男女の恋愛感情だって同じ事。

見えないものにどれほどの価値を作れるのか?
文字が紡ぎだす情報のトリックにどれだけ
人は信頼するのか?

そう、人は目に見えるものにこそ
信頼を置く性質があるのです。


最初の命題に戻ります。

電子書籍、欲しい?

俺はいらないかな。

手元に商品がある、という信頼に人間が安心感
持っている限り、
よほど値段を下げないと
需要は少ないんじゃないかな、と思うのです。

もしも電子書籍が自分の願いとうらはらに
主流になるのだとしたら、

AKB商法はすごいビジネスチャンス
なると思います。

なぜならば人が求めるものは
目に見える幸せ。

付加価値を生み、独占欲を掻き立て、
満足を得させる。

それはけっして悪いわけではない。

明日への活力のためにもね。




では、また。

このデジログへのコメント

  • 将太朗 2011年06月12日 11:59

    > 美空さん

    自分も欲しいですよ。ただ、なんか電子辞書とかの後追いになりそうでね…。
    AKBは今の流れですから。K○RAよりかは好きですね。
    あっちゃんより優子派かも知れません。

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