デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

上本あっぱれ!

2011年05月16日 08:00

上本あっぱれ!

でかした!阪神上本、チーム救ったV撃

サンケイスポーツ5月16日(月)7時51分配信
 (セ・リーグ阪神3-1中日、6回戦、中日3勝2敗1分、15日、甲子園)若虎で大脱出!! 阪神は緊急出場となった上本博紀内野手(24)が同点の五回に決勝二塁打を放ち、連敗をストップ。2番俊介外野手(23)との機動力で落合竜を沈め、借金を「3」に減らした。負傷交代した鳥谷敬内野手(29)の代わりに出たプロ3年生が大仕事。17日から交流戦は若い力で大反攻や!!

 予想を遙かに超える若虎の活躍が、予測不可能なアクシデントを救った。聖地のお立ち台で、上本がぎこちなく笑う。小さなヒーローが、虎に吹き付けた“逆境”を跳ね返した。

 「打点がついたのはたまたまというか、俊介がよく打って、走ってくれました。チーム全員での勝利だと思います」

 同点の五回二死だ。無走者から広陵高の後輩・俊介が右前打を放ち、上本への2球目に二盗を決めた。その直後、吉見スライダーに食らいついた。鋭いゴロで三塁線を突破。今季初出場で放った初ヒットが、決勝の二塁打になった。

 一回の守備で遊ゴロをはじいた鳥谷が右手の人さし指の爪を裂傷、血を流しながら、ベンチに引き揚げ、一回限りで退いた。貧打解消に真弓監督は1番に平野、2番に俊介を置き、1、2、5、7、8番を入れ替える大幅な打線改造を行ったが、不動の3番が1打席も立たずに交代。窮地に立たされたが、一回表の攻撃から代打で出場した早大の後輩が穴を埋め、借金を「3」に戻した。

 チームで平野に次ぐ1メートル73センチの小兵は、13日の1軍昇格と同時に気持ちを入れ直した。本職は二塁手。遊撃は2軍で何度か守ったことがあるだけだが、ノックは必ず遊撃でも受け「冷静に、慌てたプレーや無駄な送球ミスをしないように」と言い聞かせた。

 昨年オフは連日のように、鳴尾浜の室内練習場にこもった。打撃音は響かない。足の運びと手の使い方を反復した。「ボールの握りかえの練習です」。強肩ではない分、プロで生き残るためにコンマ何秒を削る努力を続けた。六回一死一塁では落ち着いて併殺を完成させるなど、2度のゴロを慎重にさばき、守備でも貢献した。

 真弓監督は「(鳥谷が)ちょっと心配ですが、代わりに出た上本がよく打ったし、守ってくれました」と目尻をさげた。爪がはがれかけている鳥谷は当面遊撃での出場が厳しい状況とあり、しばらくは上本にチャンスが与えられる見通し。将は不発の重量打線が醸し出していた停滞ムードを一新する若い機動力の台頭を頼もしそうに見つめた。

 上本は八回先頭で、左中間突破二塁打で3点目を演出。2安打1打点1犠打の活躍で交流戦ラストの試合で連敗を止めた孝行息子は試合後、気持ちを引き締めた。

 「浮かれないようにしたい。結果が出たといっても1日だけ。すぐに気持ちを切り替えたい」

 17日からは交流戦。前阪神監督の岡田監督が率いるオリックス京セラドームで激突する。若虎のエネルギーがチームの光になる。

最終更新:5月16日(月)7時51分

サンケイスポーツ

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

kyoujii

  • メールを送信する

kyoujiiさんの最近のデジログ

<2011年05月>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31