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ある告別式での話

2010年09月14日 15:35

いろは48文字を読み込んだ詠として有名な


色はにほへど散りぬるを
我が世誰ぞ常ならむ
有為の奥山けふこえて
あさき夢みしえひもせす(ん)


これをさらに読み込んだ「いろは御和讃」
というものがある告別式で披露された。

お経が終わって法話が始まるかな?と思ってたら
何やら紙が配られ、件の歌詞が印刷されていた。

1.霞にまごう桜花  錦織りなすもみじばも
  夜半の嵐にさそわれて  色はにほへど散りぬるを

2.流れ静かに行く水と  人の命の定めなく
  呼べど帰らぬ鹿島だち  我が世誰ぞ常ならむ

3.黒白も分からぬ冥府の路  独りの旅と思いしに
  大師の御手に導かれ  有為の奥山けふこえて

4.嬉しやここは密厳の  浄土なりけりあな貴と
  諸仏菩薩に守られて  あさき夢みしえひもせす(ん)



これを御詠歌風に朗々と吟じ、結局法話はなし。
法話の代わりなのでしょうか?


これってちゃんとした意味のある歌詞になってますかね。
お経じゃないことは確か。いろは和讃 ってなに?


いろんな葬式といろんな宗派と儀式があるけどこれは初めてだった。


真言宗智山派のお寺様でした。

このデジログへのコメント

  • y・平野 2010年09月15日 16:29

    > ろみぽんさん
    通釈によれば、人の世の儚なさと冥土への旅立ちは仏の世界への旅立ちでありそこは蜜厳浄土ので何も迷うこともなくなんと有難いこと・・と言った意味らしい。仰る通りのようです。

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