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近江商人の生き方

2010年04月05日 17:15

近江商人の生き方

・・・3月21日の話・・・

それまで 滋賀県を知らなかった私は、
滋賀」と言えば『琵琶湖』を思い浮かべ、
滋賀旧国名近江」と聞けば『近江商人』を連想する。

関西人の明るくて元気な人柄は、
その昔、大阪に たくさん入って来た近江商人に由来する、
と 聞いたことがる。

今回の旅行、「近江商人・発祥の地」に行ってみたくなった。

近江八幡(おうみはちまん)』は
保存地区として、古い街並みを残す観光名所である。

「観光」と言っても、私は『街並みが見たい』、ただ それだけ。
街並みを見るには、そこを歩けばいい。

商人の町」は
もっと煩雑で 賑やかで 商魂たくましい人の町かと思ったら、
すごく上品

どこかの武家屋敷の近辺を歩いているかのような静寂さもあった。

出世できないダメダメ人間を指す言葉に
「うだつがあがらない」というのがあるが、
その語源の『うだつ』は、
近江の特殊な建築方法の『屋根の飾り』のことである。
立派な家には うだつが上がってる。

それと近江八幡の街並みの名物は「見越しの松」。
これは 商人の家の庭に植えられてる松の木だが、
道を歩いている通行人に よく見えるよう、外側に向けて植えられている。


商人」と言うと・・・
へりくだって、ゴマすって、商売をしてるように感じるが、
もしかしたら、
近江商人」は きっちり 商売をやる一方で、
見栄やプライドをかなり重んじていたのかも知れない。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の
『三方よし』を信条としたのが 近江商人である。


写真は、本文にも話が出てきた屋根の『うだつ』の部分です。
 松も チョロッと見えます。




↓↓の写真は Flickr機能を使って載せてます。
   (のちに削除の可能性あり)




近江八幡の街並み & 見越しの松

http://static.flickr.com/4023/4492087675_c13250b0e4_o.jpg






近江八幡は 水郷の町でもある

http://static.flickr.com/4065/4492087681_ece6ab3322_o.jpg





明治初期に建てられた洋館

ちょっと この話もしたかったんですが、
これは もともと学校。

明治初期に建てられた学校ですが、
建設費用は ほとんどが 近江商人からの寄付なんだって。

自分の子供達への「教育」も重要だ、と考えたんでしょうね。

http://static.flickr.com/4029/4492087685_a9f7f1cb8c_o.jpg

このデジログへのコメント

  • みしのん 2010年04月06日 00:11

    > 妖♪さん

    気のせい じゃないです。

    宮城県より有名なのは 仙台
    神奈川県よりも人気があるのは 横浜
    愛知県よりも都会的イメージがあるのは 名古屋
    滋賀県よりも 存在感が大きいのは 琵琶湖。

  • みしのん 2010年04月06日 00:40

    > ☆純さん

    私も、滋賀県に行くまでは ほとんど何も知りませんでした。
    京都に近くて、歴史の深い県です。

    彦根城は残ってますが
    信長の安土城・秀吉の長浜城・明智光秀の坂本城は残ってないのが残念。

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