東京Ｄで開花宣言！

＜阪神＞城島、オープン戦１号など３安打…おまけの二盗も
2010/3/16 22:35 配信毎日新聞
＜阪神＞城島、オープン戦１号など３安打…おまけの二盗も
【巨人・阪神】二回表１死、城島が左越え本塁打を放つ＝東京ドームで２０１０年３月１６日、津村豊和撮影

　○阪神７－６巨人●（１６日・東京ドーム）

　阪神の城島にオープン戦１号が飛び出した。二回１死から初球ストライクの後の２球目を左翼席へソロ。山口の真ん中に入った変化球を見逃さなかった。「先っぽだったが、狭い球場なので」とサラリ。四回には左前打で出塁すると二盗を決め、六回には右前打して３安打。だが「盗塁はおまけ。相手が『走ってください』という守備隊形だった」と謙遜（けんそん）した。

　リードについては六回、４番手の久保田が３者凡退に抑えたものの「ボールが先行すると攻めの投球ができない」と小言も。投手陣全体の出来を振り返りながら「うちの投手はボールが多すぎる」。打棒が振るっても捕手としての厳しさは相変わらずだった。


鳥谷が敵地で２本塁打も浮かれず


　【阪神７―６巨人】阪神の鳥谷が敵地では今季初となる巨人戦で、２本塁打の活躍を見せた。それでも、中飛に倒れた八回の打席を「最後の甘い球を打ち損じたのが自分としてはちょっと…」と話すなど、浮かれることはなかった。

　六回の３ランは、外角高めの変化球を逆らわずに左翼席に運んだ。「変化球をしっかり逆に打ち返したのはよかった」と振り返った。和田打撃コーチは「もともと力はある。好不調の波を小さくすれば３割を打てるようになる」と太鼓判を押した。