小林さん

某大学病院の受付の人だ。

仕事をしている姿を見ていると

美しい。

顔が美しいとかではなく、

書類を繰る動きや、

パソコンを操作する姿が、

みょーに美しい。(と、感じた)

今日は異常に待ち時間が長かった(4時間30分)ので、

ヒマさに任せて受付の女性をずっと見ていて、

小林さんの振る舞いが美しいと思っただけだ。

小林さんという名前も名札を見たわけではない。

4時間30分も見ていると内線電話で名乗る声が聞こえたから分かっただけだ。

で、ひたすら見ていたので、

さすがに見ている事がバレたようだが、

それでも見ていた。

なんとなく、この病院に来るのは今日が最後になるような気がしていたので。。

実際、4時間30分後に医師から通院の要なし、と言われた。

これで、この大学病院との縁は切ることができたようだ。

きっと、小林さんを見ることはもう無いだろうと思う。

好きになったとかではないので、

小林さんを見られなくなっても困らないし、

来週には、そんな人を見た事や、感じた事も忘れてる気がする。


なにげに見かけた女性を美しいと思う場合は容姿が美しいという発見が普通なのだが、

働く姿そのものが美しいと感じたというレアケース。



脳みそ　というものは変な反応をするもんだな～。と思った話。