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忌野清志郎、残念です...。
2009年05月03日 16:45
G・W、真っ最中です。
インフルエンザ、世界的な問題になってるよね。
タミフルは利くとか、備蓄は充分とか、なんでメキシコだけ死にいたる人が多いのかとか。
インドア派の僕としては、家族が持ち込みませんようにって祈るだけです。
本日、ショックなニュースが飛び込んできました。
清志郎は、リアルタイムな、ロックを表現する、数少ない日本のアーティストだったと思います。残念です
80年代以降の絶対的なショービジネスの世界において、放送禁止になるとか、発売中止になるとか、けっこう政治等の時事ネタをテーマに歌作ったんだよね。
言論の自由とか、情報統制とか、いろんな意見あると思うけど、資本主義の経済だから消費者に反感くらって商売にならないと判断されたら、いくらビッグネームの作品でもお蔵入りにはなります。これは、どんな商売でも同じです。昔からそうだけど、商売無視して芸術するなら、パトロンがいないと生活が成り立ちませんね。
アーティストのリアルな言葉、考えてること/言いたいこととか知りたいけど、日頃普通にあえる知人でもない一般ファンは、現実的にはレコード、テレビ・ラジオ放送とかの商業メディアを通じて情報入手するしかない。
メディアは、それ自体は売れないとしても(但し、刺激的な内容からTV等の他メディアに取上げられることによる宣伝効果で元はとれる)、その他の商売に悪影響を及ぼす懸念があるって判断されたら、普通中止します。
主張がいくら真実でも、まずは商売として成立することが第一ですから。
60、70年代にアメリカ、イギリスで、ロックやソウルの音楽表現の中でメッセージソングがムーブメントを起こしました。ジョン・レノン、ジョーン・バエズ、ボブ・ディラン、PP&M...。
その時代、日本ではフォークソングが全盛だったと思います。小室等、杉田二郎、フォーク・クルセダーズ、森山良子...。
わかりやすくてカラオケでも結構うたうんだけど、サウンド的には、うーんて感じでした。
アメリカには、公民権運動(黒人差別による)、ベトナム戦争があってロックやソウルでとりあげられ、日本は戦争はなかったけど、アメリカ反戦運動からの影響や国内の差別の問題をフォークソングで歌っていたような気がしてます。
ギターアンプの限界を超えたオーバードライブ音とか、8ビート、16ビートとかのブラック系なリズムとか、単純にメッセージよりサウンドが気持ちよかったその当時の僕には、日本のフォークサウンドはイマイチな感じがしてました。
清志郎のサウンドは、メッセージはともかく、メンフィスソウル、R&Bとか、Rock'nSoulって感じで、カッコ良かったんですよ
数年前にBooker T & The MG'sのライブに飛び入り?して大好きな、オーティス・レディングを歌ってましたね。
WOWOWでライブ流してて、録画したんだけど、本日探したら無かった...。
そのうちに「メンフィス」、ライブ盤「HAVE MERCY」あたりを購入します。
ライブDVDとか、でてるのかなあ。
そんな感じで、ロックの反体制的・破壊的なサウンド表現で商売して、ソウルとかブラックミュージックへの素直なあこがれをうまく自分の音楽に取り入れてたように思います。
で、僕はこの部分が一番共感できるところでした。
もう、今の僕のバンドではやらないかもしれないし、あまり耳にする機会もないと思うんで、本日は「Soul Man」、「Hold On! I'm A Comin'」、「Dock Of The Bay」なんか聞きながら、故人を偲びたいかなとおもいます。
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