死とは

この世との別れ家族との別れ知人との別れと言う事でしょうか
だとしたら2度と再び会うことは出来ないのでしょうか
死と言う事によって引き離される事はありません
それはあたかも仕事で長期出張をするようなものなのですよ
永遠の別れにはならないのです

　会いたいと思っている人には会うことが出来ます
しかし会いたくないと思う人には会う事のない世界なのですね
あの世とこの世遠く離れてしまうように思われるかもしれませんね
紙の表と裏の関係でしょうか
近いと言えば近いし遠いと思えば遠い場所でしょうか
知っているならば裏返してみるけれど
知らないものは見ることはないのですから

　死とは特別な出来事ではないということなのです
人が生きていくためのプロセスとして乗り換えの駅での待ち時間
その程度のものだと考えられます

　肉体と言う枷をはめられていたからだが
自由に動くようになるのだから
自由への開放と言うことになるのです
喜ぶべき事なのに真理を知らないばかりに
悲しみにふけるようになったのは何故なんだろうね
別れは悲しいけれどすぐに会えるのだから
死を知ることから始めてみませんか