みじかいおはなしその２　時代は16世紀のヨーロッパ

時代は、16世紀のヨーロパでした。

或る村に信心深い娘がおりました。

ある日、川で洗濯をしておりました。

其処へ、七人の、

荒くれた兵隊達が通り掛かりました。

娘は、ぽっちゃりとした白い肌をしており、頬が朱く、

髪は金色 に輝いて、それは見事な美しさでした。

兵隊たちは良からぬことを考えました。

それっ、、いち、にいの、さん、、で娘に襲いかかりました。

あっ、、いっ、、うっ、、えっ、、おっ、、

、、、嗚咽が、、、辺りを、、、濡らします、、、

兵隊たちは、愉しげにその場をあとにしていきました。

娘は、それはそれは、泣きぬれておりました。

両手を組んで、天を見上げ、

乱れた髪や丸見えになった、お尻を気にする素振りも見せずに。

娘は、泣き濡れていたのです。

解けた腰ひもや、零れ落ちた形の良い乳房を覆い隠すこともしないで。

両手を組んで、天を見上げ、

娘は、泣き濡れておりました。

震える声を、噛み殺しながら。

感涙に咽ておりました。

、、、ああ、神さま、、、ありがたいことでごぜえますだ。

、、、あなたさまの、、、教えを、、、破ることなく、、、

、、、快楽に浸ることがで来ましただ、、、、、、、、、

おわり