今週は水曜日明け方の米消費者物価指数と小売り統計 後ろ盾にBNPLとTemu

今週は決算発表が峠を越えたので、注目は水曜日明け方の米消費者物価指数と小売り統計かな。
特に10月の消費者物価指数はどうなるかだが、まあ鈍化するだろう。
小売り統計も見ておく必要のある経済指標だ。これも鈍化するだろう。
だが油断ならないのは、BNPLが拡大に次ぐ拡大をしている点と、
中国発のECサイトの普及も又小売り指数の後押しをしている。
これら中国のECサイトは、安価な製品を直接アメリカの消費者へ送る
越境取引で、安価でお客に提供出来る。
代表的なのが、衣類ではSHEIN(シ－イン)と雑貨はTemu(ティームー)だ。
これらのECサイトのアメリカでの伸びは凄いものがある。
安いから爆発的にアメリカでシエアを拡大している。
Temuは日本でも7月からサービスを開始している。シーインは店舗も昨年都内にオープンした。
BNPLと並びこれら中国発のECサイトを利用するアメリカの低～中間層の人々の消費を支える
仕組みが、米小売り指数を底堅く支えているのである。
果たして小売り統計は如何に？
10月も小売り統計が堅調だと12月のFOMCが利上げが無くなったと記載したが、分からなくなるなー。