台湾有事

台湾の有事は無いとか深く考えていない人が大半かも知れない。
しかしアメリカ軍、日本の自衛隊が睨みを利かせている以上、簡単には中国だって軍事攻撃を仕掛ける事は出来ないだろう。
しかし軍事力で中国がアメリカを上回る事になれば話は別だ。
一番危険なのは、極超音速ミサイルの実戦配備でアメリカを上回る事になるのが一番怖い。
中国と親しいロシアは、既に２回ウクライナに極超音速ミサイルを使用している。
現時点では、少なくともロシアと中国が手を組めば、アメリカの極超音速ミサイルの実力の上を行っているのは間違いない。
この極超音速ミサイルは、レーダーに映らない低高度を不規則に飛ぶことで、現行の迎撃ミサイルでは
追尾不可能になる。つまりは撃ち落せないのだ。
これを大量に配備されたら、アメリカの空母や艦船も沈没の憂き目を見る事になる。
そうならないようにアメリカや日本でも極超音速ミサイルの開発を進めているが、ロシア中国に遅れを取っているのは間違いない。
もし仮にアメリカが万が一台湾を防衛出来ずに撤退したならば、アジアは悲惨な状況になる。
日本は南西諸島を占拠され、フィリピンも侵攻を受けるだろう。
TSMCに代表される最先端半導体の量産技術は奪われ、半導体産業は深刻な打撃を受ける。
日本のラピダスやアメリカが２ナノ～3ナノの半導体工場を相次いで稼働させようとしているのは
こういう背景があると言う事だ。
台湾有事は絵空事ではない事を肝に銘じる事である。