趣味は読書、ウォームアップ

今日は、緊急事態宣言解除の日だが、半日で帰った。
仕事は明日から、本格的になりそう。
しかし、いつもの時間を持て余すような半日ではなく、今日のは密度が濃かった。
よいウォームアップになった。
今まで半日で帰ると、電車はガラガラだったのだが、今日はいつもより混んでいる。
通常に戻りつつあるのだろう。
帰って遅めの昼食を食べて、テレビを見ていたがいつの間にか眠っていた。
少し疲れたのだと思う。　
家に閉じこもっていると、やることが無くなり、食べることに関心が向いて来て、沢山食べてしまう。
僕の会社の知り合いの人の姉は、もう40歳を過ぎているが、ずっと引きこもりで、一度も働いたことがないらしい。
お金があって、仕事をしなくて良くても、僕はずっと家にはいられない。
コロナが解除されて、ニュースにも、コロナ以外の話題が上るようになって来た。
ある恋愛リアル番組の出演者が自殺して、問題になっている。
SNSへの誹謗中傷が原因とされている。
僕は世間の見方と少し違ってしまうかもしれないが、SNSの誹謗中傷がどれほどの本気度で発言されているのかと考えてしまう。
わざわざ悪口を言いに行く意味が分からない。
不快だったら、黙ってその番組を見なければ良いのだ。　
実名の人に匿名で、誹謗中傷するのは、卑怯なのではないか。
そもそも、そんな卑怯な人たちの言うことを気にして命を落としてしまったら、損ではないか。
自分に人の好き嫌いがあるのだから、世の中に自分を嫌う人がいるのは当たり前である。
むしろ、皆に好かれることは異常である。
小学校の頃いわゆる優等生で、誕生日祝いに招かれたりするほどの友人がいた。
クラスの中で好かれていて、誰も悪口など言わなかった。
中学になって、受験生になると、完全なるガリ勉になってしまい、クラスというより学年の中で、嫌われるようになった。
卒業式の日、僕の同級生は、わざわざ遠回りをして、彼に石をぶつけて帰って来たと言っていた。
それほど、変わってしまうのである。
僕も、露骨に受験のことばかり態度に出すので、彼のことを不快に思うようになっていた。
少し話が変わるが、蓼食う虫も好き好きと言う。
圧倒的に嫌われる人も、家族には好かれているだろうし、どこかに拠り所はあるだろう。
ともかく、拠り所を見つけることではなかろうか。
僕は基本的に、自殺は嫌いである。
与えられた命を、粗末にしていると思えるからだ。
死にたいと思うことと、死ぬということはまるで違う。
殺したいと思うのと、殺してしまうというのと同じように。
僕らには、自分にも他者についても、生殺与奪の権は与えられていない。
それぞれ寿命を受け入れるしか無いと思っている。
昼寝したので、床に就いても眠られず、とりとめのないことを書いた。