趣味は読書、映画、カリギュラ

町山智浩という映画評論家のおかげで、「レスラー」という映画を見たばかりだが、やはり彼の著書に何度か出てくる「カリギュラ」を見た。
ある意味異様な作品で、最初から最後まで、裸だらけである。
「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクドゥエル、最近見た「レッド2」に出ていたヘレン・ミレンが出ているし、脚本、監督、音楽も良いのに、所々に挿入されるハードコアの映像が、逆に映画を駄目にしている。
嫌な感じの映画だが、変な見応えがあった。
怖いもの見たさとか、ゲテモノ趣味とか、僕の下品な欲望を刺激する。
昔、やはりヘレン・ミレンが出ていた「コックと泥棒その妻と愛人」という映画も相当に、グロかったのを思い出した。
もっと昔に見た「最後の晩餐」も相当だった。
しかし、ディバインの「ピンクフラミンゴ」だけは、一生見たくない。