趣味は読書、大当たり

先日、仕事帰りに立ち寄った書店で、「蔵書の苦しみ」(岡崎武志著、知恵の森文庫)という本を、衝動買い。
これが、僕にとっては大当たり。
まだ、読んでいる途中なのだが、とても面白い。
まず、僕自身は、まぁまぁの読書家だろうと自負していたのだが、全く大したことないのだと、思い知らされた。
懐に余裕があっても、せいぜい一度に五冊も本を買ったら、大量に買ったと思うが、著者が一度に二十冊以上の本を購入した時の写真が載っていて、そのような状況が、異例ではなくて、日常茶飯らしいのだ。
他にも、本棚、必要な蔵書の数量、主に戦争や大地震が原因だが、ほとんど全ての本を失う経験など、どれも僕には興味深い。
そして、市井にも、ほぼ無名な蔵書家がまだまだいるのも驚きである。
今、三分の二ほど読み進んだが、どうもここで本を買う行為は、当たり前のように古本屋で行われているのを前提としているようである。
僕は、古本は正直、嫌いで手に入れるのは、新刊書店ばかりであるが、それは彼等(一体誰？)から見たら、波打ち際に足を浸したくらいで、海で泳いだつもりになっているようなものだろうか。
まだまだ書きたい事はあるのだが、眠くなったので、今晩はこれまで。