パート２です（チンチロってなんだか卑猥ですよね。）

前回のあらすじ　私はとある大学に通うただの女子大生♪　であるが実際は授業もまともに聞かず睡眠学習、貯金はできず、ずぼらな毎日を送る情けない奴。　果たして私に更正の余地はあるのか？　審判の日は近い。


ナレーター「今日こそはちゃんと我慢ができる！！　なんとか一日クリアー！！　がしかし、あゆみ！二日目であえなくアウト！！　これでもう手持ちのペリカはごくわずか！！」



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班長「あゆみちゃん、きつそうだけど大丈夫かい？　やっぱり朝からはオレンジジュースだよね。　はいこれ、僕からのおごりだからｗｗ」

あゆみ「ありがとうございます。でも私はお金がありませんし、いただいたものは返せないので遠慮しておきます。」

班長は私の前で首を横に２度ふり「僕はね、ただ頑張っている子にはこれくらいのご褒美はあっていいと思うんだよｗ　さぁ受け取りなさい( ^)o(^ )」とフォローを入れます。

私は班長の優しい微笑みになんの疑いも持たず、目の前のオレンジジュース見つめます。

私は一言「ありがとうございます　(´Д⊂ｸﾞｽﾝ」といい受け取ることにしました。

人からの善意を無駄にしてはいけない。これを機に前に進めるはず！！　であった。


自分の言葉とは裏腹に授業終わり、バイト終わり、とにかくなにかお菓子とジュースがほしい。。。！！　

聞いたことがある。お菓子やジュースにはまった人の行く末を。。。　
幻覚をみたり、「しぇしぇしぇのしぇーヾ(≧▽≦)ﾉ」といいながら隣人に襲いかかり、パトカーの中では満面の笑みでダブルピースをしたりするらしいのです￥(≧▽≦)￥

私の財布の中はギリギリアウト・・　ここで使うと友達との交際費にも響く。。。！　お姉ちゃんに貸してなんて言っても腹パン死刑になるだけです。　

考え方を変えればピンチはチャンスですよね。ちょうどいいじゃないですか！！　これで物理的に無理になったのだからダメな癖を正せばいいんですよ！！　


そしてやっと気づいた。　長らく仕えておりましたが信O様は私のことをさんざんハゲ秀と言いましたよね！　お友達のあだ名が、猿と狸ときて私にも動物系のあだ名かと思ったらハゲだった。　もうマジ無理病み気突入自殺したい。　

幸いなことに猿は現在出兵中！　首尾は整った！　敵は本能寺にあり！！　


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班長「ちょっと待ちなよあゆみちゃん、信O様を打ち取ることが本当に君の正義かい？　ほんの少し我慢ができなかっただけ。すこしだけなら欲望に忠実になること自体なにも悪いことじゃないんだよ。　ほら、コイツ（オレンジジュース）もずいぶんやってないんだろう？　ささ、グイッといってくれグイッと。」

うわぁオレンジジュースおいしそう(´ﾟдﾟ｀)　前までの私ならそう言ってたかもしれない。

しかし私は班長の顔に、手にしていたオレンジジュースをぶっかけます！！　

ナレーター「突然の蛮行！　普段優しい担任の先生が授業中にブチギレをおこすかのような衝撃！　ピーンと張る重い空気！　今、目の前でそれが起こった！！」

私は「あなたは性根が腐っています！　人の事をそうやって貶めようとしているのでしょう！！」とモノ申してしまいました。

周りの方達は「あゆみさん！　大変なことになりますよ！！　すぐに謝った方がいい！」　と言って私をなだめてくれました。
この方たちは柿ピーを分け合った仲なので信用しています。

班長サイドは「てめぇー！班長に向かってなにしてくれてんだー(# ﾟДﾟ)ただで済むと思うなよ！」　
と怒鳴り散らします。


班長は相変わらずの笑顔で「いいのいいのｗｗみんな許してあげなさい。　あゆみちゃんはここんとこ続けてた節制のストレスで、精神のバランスが崩れているんだ！　彼女は今、自分で何をしているのかよく分かっていないんだろう。その行為が相手にどういう感情を生むかもな・・・。」

私はスゥーっと大きく深呼吸をし冷静になってこの一連の流れを確認をしてみる。
やはり私はなにもおかしくない。いたって冷静。間違っているのはこの人の方。　こうなってしまうと後には引けない。　よってこの局面、こう出るのが正解・・！

「私と勝負してください。そして私が勝てばここにいるお菓子中毒の人たちを全員解放してもらいます！」

ナレーター「突然の宣戦布告！　その堂々たる面持ち、その嵐のような勢い、そのメラメラと燃ゆる眼差し・・・かの英雄アキレスを彷彿とさせる！！　いざ大地に立つ！！」


またもや班長サイドの口撃！　「あぁ？　てめー偉そうな口聞いてんじゃねえよお！！」　「お前みたいなトロいやつが班長に勝てるわけねえだろうが！」


班長は重い口を開けました。
「いっひひひひひ・・・・・」













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ナレーター「あゆみを迎え撃たんとする班長の思惑とは？　次回！！　チンチロのルールはいまいち忘れてしまったので自作のゲームで決着付けます！！」