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趣味は読書、生でダラダラ書かせて、追憶など

2014年03月05日 02:15

土光の本は、明日読み終えるだろう。が、未来のことは、大袈裟に言えば何一つ確定していない。極端な場合、明日読む前に死んでいるかも。縁起でもないが。伝記のようなもので、好きな本は幾つかあるのだが、既に絶版が多く、仮にこれを読んで、自分も読みたいと思う変わり者がいても、すぐには手に入らないか、新刊でなく、古本になってしまう。最近、酒井雄哉阿闍梨が亡くなった。僕は大学に籍だけ置いて、ほぼ毎日日雇いアルバイトをしながら、パチンコばかりやっていて、ある日、まだ午後になったばかりくらいに、電車賃くらいしか残らないほど徹底的に負けて、絶望しながら仕方なく図書館で、時間を潰していた時、「生き仏になった落ちこぼれ」というまさにその時の自分の心境にぴったりなタイトルの本を見つけ、その日に図書館で全部読んでしまったが、妙に惹きつけられたので、講談社文庫で手に入れ、時折読み返した。その前に、NHKで「千日回峰」という番組のCMを見て、印象に残っていたその当人が酒井雄哉だとは、読み進むうちに知った。ともかく、修行の厳しさは凄まじく、淡々と語られる半生にも共感したが、本音では、どうしようもない自分を、精神的に救済されたかったのだろうと思う。その後、たまたまやはりNHKの今度は教育テレビで、酒井インタビューがあり、それを見たりしたほだ。結局は本に救いを求めたのだと思う。何年か前に、植物学者宮脇昭について書かれた本を読み、彼の研究への異常な打ち込み方が尋常でないこを知り、そこが一番面白かった。僕は極端に努力する話は昔から好きなのだ。他には、「沢木興道聞き書き」やら、「食う寝る坐る永平寺修行記」なども、何度も読んでいる。丸山健二の「メッセージ」という薄い文庫本は、ある時期本当に何度も読み返した。座右の書を一つでも持っている人は幸せだろう。改行せずに書いてみた。とても、読みにくいと思う。

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