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人はいつか死ぬ。

2013年05月16日 14:28

昨日
PTSDの友人から数か月ぶりに電話がかかってきた。
大した要件ではなかったのですぐに雑談へ。
相変わらず引きこもりとのことでした。
元気な頃のヤツは
会社の役員で仕事もできて
お金も持っていて
容姿端麗で
んー
所謂
誰もが羨む感じ?でした。
でも
あることをきっかけにPTSDになり
仕事も辞め
引きこもりとなり
現在はネコと暮らしています。
一番症状が酷かった頃と比べると
少しマシな状態にはなっていますが
未だにソイツの心の傷は癒えていません。

そいつと話をしている時にいつも2つのことを強く思うのです。

一つ目
心の傷に関しては
自分以外の誰かが心の傷を癒してあげることはできない。
他人様が手助けできる部分というのは非常に少ないということです。
気軽に『助けてあげる』とか『力になってあげる』とか言う人がいます。
見ていると、大体、途中で面倒見切れなくなって投げ出します。

私の友人はよく言います。
『途中で投げ出すような優しさなら
期待しない分、最初から冷たくされた方がましだ。』と。
何となくわかるような気がします。

他人様にできる最大限のことは
せいぜい気持ちに寄り添うことくらいでしょうか。
ヤツを見ているとそう思います。

二つ目
生きていることが地獄だと思っている人に
かける言葉は何もないということです。

そのうち良い事あるさ
とか
頑張って
とか
大丈夫だよ
とか
とか
とか

世の中にはポジティブな言葉が溢れています。
しかし
生き地獄の人の心に響く言葉はありません。
実感できない言葉に価値はないのです。

暗黒の中で生きている人にとって
意味のある言葉は『死ぬ』しかないのかもしれません。

私もたまに死ぬことと生きることについて考えることがあります。
生きる意味
死ぬ意味
そもそも生き死に意味なんてあるのか。
役に立たないと思われている障害者が産まれてきたり
生きている意味
早く死にたいと思っている嫁が生きている意味

思考は迷宮入り
最初に何を考えていたのか
わからなくなる。

結局
自分の考え方次第
というシンプルな答えに辿り着くのですが
それでも思考は止まりません。

人を愛するということ
労わるということ
傷つけるということ
人を殺す事
デジに吸い寄せられてくる人のこと
性欲のこと
優しさのこと
心に棲む仏と鬼のこと



はっきりしているのは
人は必ず死ぬということ。

苦しんでも
楽しくても
失敗しても
成功しても
お金持ちになっても
貧乏になっても
不倫しても
貞操を守っても
人のために生きても
他人のために生きても

最後はみんな死んでしまう。
みんな無になってしまう。

唯一残るものがあるとすれば
それは『想い』だけなのかもしれない。

ヤツと話をすると
いつも最後に想いについて考えてしまう。

ヤツと生きて話をできる次はあるのかな?
ヤツが死んだら1年に1回くらいは思い出してやろう。

かな? 笑

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