（ｵﾓﾃの続き）Hｼﾘｰｽﾞ★名古屋のHな夜①

（オモテの続き）

その後、お店を出て、栄に行くべく地下鉄に乗った。これからはＡ団体名古屋慰労会。

Ａ団体名古屋支部の会員Ｓ沢さんが、「ＳさんやＣさんが近辺にいるなら慰労会しない？」と提案したためミニミニ慰労会となった。この日はＣさんが横浜にいて帰り道となるのである。

駅の待ち合わせ場所にほどなくＣさん現る。一緒にＳ沢さんとの待ち合わせ場所、ロフトへ。

Ｃさん：「今日は名古屋のＭ理さんも来るって。彼女と会うのは10年ぶりだよ。どうなってるかな？Ｓ沢さんによると大分痩せたらしいけど。もともとがえらく太っていたからなぁ」

Ｃさんは嬉しそうであった＾＾。懐かしの人に逢えるのだから当然だろう。一緒にロフトを見てまわったが、大阪のロフトと似たような感じである。繁華街はどこも同じか。

Ｓ沢さんとの待ち合わせ場所に行くと、Ｓ沢さんと若い女性発見。この人がＭ理さんか。Ｓさんお気に入りの人ですな（＾＾）

Ｍ理さん：「わ～Ｃさん久しぶり＾＾。ゆりさん、はじめまして」

私：「Ｍ理さん、はじめまして＾＾。今日のお店はＭ理さんが選んでくれたんですって？」

私が言うと、Ｍ理さんは笑みを浮かべて言った。

Ｍ理さん：「そうです。おやつとハーゲンダッツ食べ放題ですよ。もうサイコー（＾＾）」

横でＳ沢さんも笑って話しだした。

Ｓ沢さん：「食べ物ならＭ理に任せとけって感じ（＾＾）。美味しいお店なら食べログも真っ青なくらい知ってるからなぁ」

お店に移動。客室は広々としていてわりと大勢の人。忘年会が多いのかな。


まずお鍋とお刺身が出てきた。お鍋のお肉は何にしましょうと問う従業員さん、

Ｓ沢さん：「えとね、豚」

Ｍ理さん：「Ｓ沢さんたら、なんで私の顔見てブタっていうのよ」

漫才のようなやりとり(笑)。

バイキングコーナーに行くと、野菜ポテト、小さなケーキ、アイスクリームが器具で取れるようになっている。
バニラ・オレンジ・ストロベリーを取り、野菜とポテトも少量ずつ。席に戻るとお鍋が煮えている。


Ｍ理さんがお手製のクッキーを配ってくれた。彼女はクッキー作りが得意だそうである。

Ｍ理さんは久々のＣさんとの再会がうれしかったのかよく喋った。かつてＡ＋Ｂ団体にいた頃はまだ高校生だったそうな。Ｓ沢さんはその頃からの知人のせいか、Ｍ理さんの事となると神経質になる傾向がある。Ｓ沢さんが心配するほど、Ｍ理さんは子供っぽい人でもなさそうだ。

Ｍ理さん：「ゆりさん、Ａ団体の外部監視委員会って何をやってるんですか？」

私：「たいしたことはやってないでしゅよ。たまにガサ入れしたり、おかしな動きはないか？のアンケート記入したり。たまにはピストルとか火薬とか見つかってほしいけど」

Ｍ理さんはキャッキャッと声を立てて笑っていた。

私：「Ｍ理さんは、Ａ団体の勉強会によく行ってるの？」

私の問いに彼女は答えた。

Ｍ理さん：「ううん。あんまり。ごくたまにって感じかな。あまり意義を見いだせなくて。名古屋にはＨ広報部長がよく来るけど、あの人は腹黒そうでいまいち信用できない」

Ｓ沢さん：「前のＢ団体代表だったＮ田さんと同様の腹黒さじゃない？一見、気さくそうで腹の中で何考えてるもんやら。Ｇ原さんの急な逮捕だって、あの人が何か暗躍したんじゃないかと思うけどね」

（後日に続く）