愛する人がいても"浮気”する。

●愛する人がいても、浮気をしてしまうわけ●

　人が魅力的な異性に出会ったとき、次の４つのうちいずれか（もしくは複数）に当てはまることがあると、浮気をします。

　覚悟をしていないこと。とりあえず籍を入れただけの結婚、覚悟のないままのできちゃった婚、「付き合おう」という約束のないままの付き合いなど、男性が「俺はこの女性と向き合うんだ」という覚悟を決めていない状態です。

　パートナーの価値が低いこと。女性としての性的な魅力を感じなくなった、一緒にいて居心地のよさを感じなくなった、すでに「手に入った距離」にいるなど、相手の価値が低くなっている状態です。

　いい男性や仕事のできる男性は、たとえ既婚者であっても女性に対して魅力を感じさせることができます。目の前に現れた女性を手に入れやすい分、浮気をしやすい状況にいるわけです。女性の多い職場に勤めている場合も浮気をするためのエネルギーコストは低くなります。また、出張が多い、妻が出産で里帰りをしているなどで、浮気がバレるリスクが低いことも浮気を誘発する要因になります。

　「罪悪感を抱きたくない」というのも人が浮気をしない大きな理由の一つです。そのため倫理観の強い人は浮気をしにくいわけですが、ここで「彼女のほうから『寂しいの』と言い寄ってきた」「酔っ払っているところにアプローチされて、不可抗力だった」などなんらかの大義名分があると自分自身に言い訳ができ、浮気をしやすくなります。