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官能小説:~律子 45歳 主婦~の 場合

2011年03月06日 23:42

今日はこんな話です。


とにかく1日中、セックスしたい

息子さんからメッセージを承っておりますよ」

温泉宿の離れに通された山本夫妻は、部屋係の女性からそう言われて、二つに折ったファックス用紙を渡された。律子と雅直(まさなお)は、結婚25年目を迎える共に45歳の、仲良し夫婦だった。

今日は、それを記念して、一人息子の翔太(しょうた)が、一泊旅行プレゼントしてくれたのだ。

律子が開いた紙には、
『お二人さん、いつもありがとう。たまには新婚気分でゆっくりしろよな。俺、一人っ子を返上して、弟ができてもかまわないよ』
と、太いマジックペンで書いたような文字が躍っていた。

「あの仲居さん、メッセージ、読んだわよね?なんだか恥ずかしいわ」
「いいじゃないか。夫婦なんだし。フルムーンにはまだ早いけど、翔太がくれた熟年旅行だ、のんびり楽しもう」

息子が20歳になり、独立して家を出てから、律子は若いころのような性欲に悩まされていた。

とにかく1日中、セックスしたい考えが消えないのだ。ところが、夫のほうは40歳を過ぎたあたりから、淡白になって『疲れているから』の一言で片付けてしまうのだ。

たまに愛し合ってみても、気のせいではなく、おざなりの義務のようなセックスに、律子は物足りなさを感じていた。
「私は自分のボディに気を使って、引き締めパックまでしてるのに…」

気を抜けば中年太りが始まる45歳という年齢にあって、ダイエットをしたり、わざわざ遠くのスーパーまで、買い物に出かけたりして、プロポーションの維持には気を配っていた。

デリケートゾーンも特別なソープで洗い、専用のパックまでしているのだ。新婚当時の7号の服はさすがに着られなくなったが、今でも11号はキープしている。今回の旅行に際しては、きれいな新しいレース下着を用意した。

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じゃぁ、ねぇ……お風呂でするのは、どお?
「久しぶりに一緒に風呂に入るか?」

めずらしい夫の言葉が、律子は嬉しかった。
「そうね、お夕飯までは時間があるから、背中、流してあげるわ」

旅装を解き、律子は自分で持ってきた浴衣着替えピンク伊達締めを結んだ。すると、夫がめずらしくキスを仕掛けてきた。

「ちゃんと自分の持ってきたんだ。新婚旅行を思い出した。とても20歳の息子がいるとは思えないな」
すらりとしていながら肉感的な妻の身体の線を眺め、夫は真顔で言った。

「なんだか、急にしたくなった」
着替えたばかりの浴衣を脱がせようと、雅直の手が伊達締めに伸びた。

「じゃぁ、ねぇ……お風呂でするのは、どお?」
「だめだ。限界を感じたから、風呂はあと」

いきなり座敷の座布団の上に押し倒されたが、律子は悪い気はしなかった。むしろ、こういうワイルドセックスを求めていたのだ。

「仕方のないひとねぇ」
口では清楚な妻を装って、しかし、律子の心は悦んでいた。

「きみだって、嫌いじゃないんだろう?少しだけど濡れているみたいだぞ」
浴衣の裾を割って下着の中に手を伸ばした夫が、律子秘部を探っていた。

「よしよし、可愛いやつよのぉ」
「お代官様ごっこ?あなたが悪代官で、私は清楚な町娘。もちろん初めてだから優しくしてね。旦那様
「可愛いやつめ。たっぷりかわいがってやるぞ。では、まず、お道具改めといくか」

パンティを剥ぎ取った律子の両脚を、夫は大きく割り広げた。
「ああ、いいぞ。指一本でもきついぐらいに締めつけてくる」

出産を経験したとは思えない、妻のヴァギナの狭さに、夫は感嘆の声を上げた。

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また、律子の中に入りたがってるよ
座敷でのお代官様ごっこのあと、二人は一緒に庭の露天風呂に浸かった。どうしたことか、夫は、そこでも律子の望んだように、セックスを仕掛けてきた。

夫の膝に抱かれ、下からぐりぐりと何度も突き上げられて、律子豊満成熟した肉体は悦びにわなないていた。

おっぱいはまだまだ充分張りがあるね。くびれもちゃんとあるし、アソコはすごい締め付けだし、うちの奥さんはたいしたものだ」
夫の賞賛が嬉しかった。

「一緒にお風呂に入るのなんて、何年ぶりかしら?」
「さっき、可愛がってやったところを洗ってやろうぞ」
「あら、まだお代官様なの、あなた」

透明なぬるめのお湯が気持ちよかった。何度目かのセックスの後、夫は、律子を湯船の縁に座らせて、脚をMの形に広げさせ、濡れた茂みの中を指先で探って、クリトリスを摘んで強弱をつけ、弄り始めた。

「あ、あん、だめよ……」
ダメよ、と律子は言うが、嫌、ではないのだ。

「変だねぇ、ちゃんと洗ってあげたのに、なんで濡れてるんだろうね」
夫の舌が律子のクリを突き、指でヴァギナを押し広げて中を覗く。

「ほぅら、どうしたことだろうね。中からお湯が溢れてくるぞ」
「あ、ああん……そこ、もっと……」
「もっと? この尖ったところをイジメてほしいのかな?」
律子は思わず夫の屈みこんだ頭をかき抱いた。


「……あなたの……ああっ、やめないで。もっと、私のクリを舌で突いて…。それから、奥のほうは、指を増やして……。今夜は、このお湯がにごっちゃうくらい、旦那様と愛しあいたいわ」

「それはすごいね」
律子のあえぎ声に、雅直の砲身も勢いを取り戻しつつあった。


「指や舌だけでいいのか?俺の分身は、また、律子の中に入りたがってるよ」
「いいわ、何度でも来て。……離れのお部屋だし、声が聞こえる心配もないし、仲居さんだってあのファックス見たら、今夜、私たちが仲良くすること、ちゃんと心得てくれるわよね」
豊かなバストを揺らして律子がねだった。

それに応えない夫はいない。
雅直は律子を湯に濡れた石畳の上に押し倒した。律子は腕と両脚を夫の首と背中に廻し、からませて、久しぶりの立て続けのセックスに、心と身体を思い切り解放していた――。

 いかがでしたか

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