会ってきました

泥沼の様相を呈すかと思えば…



やっぱりお互いまだ心が残ってるので酷い事にはなりませんね。
話を聞いてみると彼とはちゃんとやれてる様ですが、俺とは比べられないみたいです。
その自分の中の無理が生むフラストレーションが、今回の彼女の「ご乱心」を招いた様子。
少々哀れだ。


でもちゃんとペナルティは支払ってもらいます！

体を重ねて「俺」を存分に思い出して貰いました。
そしてもう会わない旨の念書をお互いに書いて来ました。

只、念書の効力は恒久的な内容ではないです。
彼女は家に色々と問題を抱えています。
その家庭環境が俺との溝となって問題として残ってしまい、破局するに至りました。
もしも今の自分と向き合ってその問題に踏み込む覚悟があるなら、もう一度やり直そうと約束してきました。


彼女自身は俺の元に帰って来たいと思ってる様ですが、俺は彼女が戻って来る可能性は低いと思っています。
覚悟を決めて自分に向き合う度量があるのか分かりません。
でも本当に向き合って解決出来たら、その時は気持ちに答えてみようかと思います。



でも～

俺に新しい相手出来たら～

その約束も無効になるんだよね～

早くしないと売れちゃうよ～



彼女に与えたペナルティは、俺の存在に悶々とした日々を送りながら家族間の問題を解決する姿勢を取らせる事。
触れたくない問題であり壊したくない関係がそこにはあるけど、それに踏み込んで行くのは彼女の為。
結局自分に降り掛かる問題から逃げていたのを、正面から見直すきっかけを与えたに過ぎないだけだけど、それが解決出来れば俺も傍に置いておきたい。


だってやっぱり愛してるから。





でも待たないけどね


そして…
今のカレに、全てに於いて「勝った！」(←ただの征服欲？)

彼女は今夜眠れぬ夜を過ごす。